ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

朝顔

2019.07.06

第326話 朝顔

あでやかな「朝顔」で日本の夏を彩ろう!
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第326話 朝顔
それでは山猫冒険団の夏休みの課題を発表します。今年の課題は「朝顔の観察」です! シンイチくん、薫くん、役所くん、みんなちゃんと課題を……えっ、俺も? なんで宇宙人の俺がそんなことを。じゃあ定点カメラ40日分を3分間で超速再生するおもしろ映像にしようかな。その程度は地球人のユーチューバーでも撮れるか。それなら今日は古代から《朝顔》の歴史を辿るびっくり映像を、便利カーで撮りに行くぞ!

朝顔の原産地は諸説あってな、ヒマラヤから中国にかけての中央アジアとか、もっと暑い熱帯アジアだとか、中には中南米の熱帯地域なんて説もある。まあ、最終的に日本へと伝わったのは中国からなので、そこから話を始めよう。中国では古来から朝顔の種を貴重な漢方薬「牽牛子(けんごし)」として利用してきた。牛と交換するくらい値段が高いという意味の名前だから、その貴重さが窺われるだろう。

その朝顔を日本へ持ち帰ったのは奈良時代末期の遣唐使だ。ところが不思議なことに、奈良時代の初期に山上憶良が詠んだ和歌の中に朝顔が登場している。なぜ中国から伝来するよりも前に、朝顔を詠んだ歌が日本で作られたのか。それは宇宙人の俺による陰謀……ではなく、この頃は朝に咲く花全般を朝顔と呼んでいたんだな。山上憶良が詠んだのは桔梗のことだろうと考えられている。

中国から日本へ伝わった牽牛子は、やがて朝顔と呼ばれるようになった。そして江戸時代になると園芸が大ブームになって、朝顔は薬としてよりも観賞用の花として人気になり、多種多様な品種が開発されていく。その品種改良の技法があまりにしっかりとしていたことから「江戸時代の人は遺伝学の基礎であるメンデルの法則を経験的に知っていたとしか思えない」という声もあるくらいだ。

その江戸時代以降、日本では朝顔が夏の風物詩としてすっかり定着した。最近はグリーンカーテンを作る時も、朝顔が定番のひとつになっているな。晴れた夏の朝、庭やベランダの朝顔に水をやるのは気持ちの良いもんだ。今日は朝顔の専門家に会って、どんな品種があるのか、どうやって育てれば良いのか、詳しい話を聞いてみよう。そして俺は遺伝子操作で3mくらいある巨大朝顔の衝撃映像でも撮ってみるかな。Here we go!
ONAIR LIST
2'35" / Route 66/ George Maharis
11'58" / Syracuse / Clementine
36'15" / As Mariposa/Com Que Roupa / Joyce Moreno
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