ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : アウトドア , グルメ

サバ

2019.09.07

第335話 サバ

「サバ」は塩焼き?それとも味噌煮?
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第335話 サバ
今夜はサバの塩焼きにしようか。それとも味噌煮にしようか。竜田揚げも悪くないし、しめ鯖やバッテラも捨てがたい。最近はサバのしゃぶしゃぶ、通称「サバしゃぶ」も人気みたいだな。秋の旬を迎えるにあたって、今日は《サバ》の歴史と食べ方を大研究しよう!

サバはおいしい魚だが、その一方で傷みやすい魚としても昔から有名だった。だから若狭湾で獲れたサバを京の都まで運ぶルートが「鯖街道」なんて呼ばれたほどだ。実際にはサバだけじゃなくて、いろんな魚介類が運ばれたんだが、その中でも特に重要視されたのがサバだったんだ。

若狭湾の小浜から京都までは約80km。現代なら車で2時間くらいだが、昔は人が荷物を担いで、ほぼ丸1日かけて歩いた。水揚げされたサバを塩で締めて京都まで運ぶと、到着した頃にはちょうどいい塩加減になっているという寸法だ。しかし最短ルートの針畑峠越えは命を落とす人もいたくらい険しい道で、地球人の食にかける情熱には宇宙人の俺もビックリだ。

江戸時代には「刺鯖(さしさば)」もお盆の風物詩として親しまれた。これはサバの塩漬けを干して作った干物だが、2匹の開いたサバをエラの切れ込みで挿し込ませ、鳥の羽のような形にした縁起物としてお盆にお供えする習慣だったんだ。ちなみに味の方は、サバの干物だから美味しくないわけがない。なんでこの風習が廃れたのか不思議なくらいだ。

もっと古くは西暦752年、奈良の東大寺で大仏が完成し、魂を入れこむ開眼供養の日に、聖武上皇が「朝、寺の前へ最初に来た者を、開眼法要で経文を読み上げる読師にするように」と命令したところ、たまたまやってきた塩サバ売りのお爺さんがその役目を担うことになったという伝説もあるな。

お爺さんは見事にお経を読み終え、みんなが駆け寄ると、爺さんの姿はどこにもなく、ザルの中の塩サバが華厳経に化けていた……というお話だ。仏教の「生飯(さば)」という作法が、魚のサバと同じ発音なので、そこを引っかけた仏教説話だそうだが、それで仏事のお供えに他の魚はダメでも、サバだけは使うことができるようになったと言われているぞ。

近年はサバ缶もすごい人気で、あちこちで「昔はスーパーで安く手に入る貴重なタンパク源だったのに、最近は高い上にすぐ売り切れる」という声も耳にする。サラダチキンに飽きた筋トレ好きの間でも注目を集めているらしいな。今日は詳しい人に会って、サバやサバ缶のおいしい食べ方を聞いてみよう。Here we go!
ONAIR LIST
3'31" / Route66 / George Maharis
12'43" / Nao Muda, Nao / Joyce
36'05" / Pra Machucar Meu Coracao / Fernando Holz
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