ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

日本の美しい鉱物

2019.09.28

第338話 日本の美しい鉱物

「日本の美しい鉱物」を探してみよう!
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第338話 日本の美しい鉱物
我々、山猫冒険団は、この週末はクルマでちょっと遠出して、とある河原へとやってきた。その目的はズバリ、宝石探しだ。なんでも役所くんがテレビで「日本でも宝石が採れる」という話を聞いたらしい。まあ、本当に一攫千金が可能なら、ゴールドラッシュならぬジュエリーラッシュになっているだろう。でも夢を見るのが俺たち冒険家。今日は《日本の美しい鉱物》の歴史を紐解いてみよう!

日本は昔から様々な鉱物が豊富な国だった。たとえば新潟県の糸魚川では緑色の美しい鉱物、ヒスイがよく採れた。縄文時代にはそれを使って「大珠(たいしゅ)」と呼ばれるペンダントのようなものが作られていたな。ドリルなどなかった時代だから、細い竹の先に砂を付け、グリグリと竹を回して研磨して、ヒスイに穴を開けたと考えられている。気の遠くなるような話だが、美しい鉱物にはそれだけの価値があったんだ。ちなみに今でも糸魚川市のヒスイ海岸は観光名所として、ヒスイの原石を拾っても良いことになってるぞ。

山梨県の甲府市、昇仙峡のあたりで採れたのは、透明な水晶だ。大昔からその存在は知られていたが、江戸時代までは採掘が認められなかったので、甲府の美しい水晶は流通量がごく限られる本当に貴重なものだった。昇仙峡の奥の金櫻神社には「火の玉・水の玉」と呼ばれる社宝があるが、これは地元で採れた水晶を京都の職人に磨いてもらったもので、現存するもっとも古い加工された水晶だと言われている。ただ、明治になってから採りまくったせいで今はほとんど採れず、昇仙峡の土産物屋で売ってる水晶もほとんどが輸入物だが。

北海道は道南の今金町は、砂金の産地として江戸時代から有名で、日光東照宮の金箔にも使われたと伝わっている。そしてここは砂金のみならず「花石めのう」と呼ばれた美しいメノウも採れた。明治時代には日本産のメノウの90%以上が花石めのうで、海外へも輸出されていたほどだ。しかしその後、メノウの埋蔵量が減り、ブラジル産の安いメノウが流通した影響もあって、今金町のメノウ採掘は衰退。今では採掘は行われなくなってしまった。特産品生産センターの「花石めのう館」も10年ほど前に閉館したらしい。残念だ。

というわけで産業的なことはさておき、趣味としてなら日本でも各地でいろんな種類の鉱物を見つけることが可能だ。トパーズアクアマリンのような美しい宝石、藍銅鉱辰砂など岩絵具の材料として使われてきた鉱石、奇妙な形をしていたり意外な感触に驚かされる石を、今度の週末、ちょっと探しに行ってみないか。今日は詳しい人に会って、どんな場所にどんな鉱物があるのか話を聞いてみよう。Here we go!
ONAIR LIST
3'22" / Route 66 / George Maharis
11'38" / Good Girl / Carrie Underwood
32'00" / You're My Better Half / Keith Urban
42'47" / Stay Stay Stay / Taylor Swift
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