ピートのふしぎなガレージ

  • facebook
  • twitter
  • google+
エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : グルメ

リンゴ

2019.10.12

第340話 リンゴ

「リンゴ」は甘いか? 酸っぱいか?
ポッドキャストを聴く
第340話 リンゴ
10〜12月はリンゴの旬だ。ウチの裏庭で育てていたリンゴの木にも、たくさんの実がなった。やっぱり最初の1個は丸かじりかな。ほら、俺は歯磨きをちゃんとしてるから、歯ぐきから血が出てないだろ? でもそれだけじゃ食べきれないから、ジュースにしたり、ジャムを作ったり、アップルパイを焼いたり……うん、山猫冒険団のみんなに配ってもまだ余りそうだ。今日は《リンゴ》の歴史を紐解いて、いい食べ方を見つけるとしよう!

リンゴはカスピ海と黒海に挟まれた北部コーカサス地方が原産と考えられている植物だ。トルコでは約8000年前のものと思われる炭化したリンゴが発見され、その頃からすでに人類はリンゴを栽培していたようだ。つまりリンゴは人類が愛した最古の果物と言っても良いだろう。ギリシャ神話でも「最も美しい女神に」と記された黄金のリンゴのせいで女神たちが大喧嘩を繰り広げ、それがトロイア戦争の引き金になってるしな。

そんなリンゴの栽培技術が大いに発達したのは紀元前1世紀頃の古代ローマだった。美味しくて大きな実をつけるリンゴの枝を切って、別のリンゴの木に挿す「接ぎ木」によって、美味しいリンゴを安定して生産できるようになったんだ。ところがローマ帝国が滅んだ後、その栽培技術が失われ、ヨーロッパでは酸っぱいリンゴしか作れなくなってしまう。それで9世紀にフランク王国を築いたカール大帝は、リンゴをそのまま食べるのでは鳴く、リンゴを原料としたお酒「シードル」を作らせて、交易に活用していたりした。

19世紀にはアメリカでジョン・チャップマンという男が、育ちやすくて保存もしやすいリンゴを貧しい西部開拓者のために各地で植えて回った。彼は「ジョニー・アップルシード」と呼ばれて、その善良な人柄が今でも語り継がれているぞ。それでも19世紀後半にはアメリカで禁酒運動が盛んになって、シードルの原料であるリンゴも悪者にされそうになる。そこでリンゴ農園の人々が「1日1個のリンゴで医者いらず」というキャッチコピーを考えて、リンゴを守ったんだ。リンゴが健康に良いというイメージを定着させたきっかけが禁酒運動だったのは何とも不思議だな。

アダムとイブに知恵と寿命を与えた禁断の果実は、やがてニュートンに万有引力の法則を気付かせ、現代ではパソコンとスマホのメーカー名としてもお馴染みだ。でもやっぱりリンゴは食べるのが一番。今日はリンゴに詳しい人に会って、おすすめの品種やおいしい食べ方を教えてもらおう。そして今夜は収穫を祝ってリンゴパーティーだ。Here we go!
ONAIR LIST
2'33" / Route 66 / George Maharis
11'45" / Things Are Swingin' / Janet Seidel
32'55" / (I've Got You) Under My Skin / Bobby Caldwell
42'14" / For Once In My Life / Michael Buble
  • mixiでシェアする

JFN37局ネット

FM愛媛、FM長崎は18時~、FM青森は19時~放送

AIR-G'(FM北海道)・FM青森・FM岩手・Date fm(FM仙台)・FM秋田・FM山形・ふくしまFM・TOKYO FM・FM栃木
FM-NIIGATA・FM長野・K-mix・FMとやま・FM石川・FM福井・@FM(FM AICHI)・FM GIFU・FM三重・FM滋賀
FM OSAKA・Kiss FM KOBE・FM山陰・FM岡山HIROSHIMA FM・FM山口・FM香川・FM愛媛・FM徳島 FM高知
FM FUKUOKA・FM佐賀FM長崎・FM熊本 FM大分・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄