ピートのふしぎなガレージ

  • facebook
  • twitter
  • google+
エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : グルメ

中国茶

2019.11.30

第347話 中国茶

烏龍茶やプーアル茶だけじゃない「中国茶」
ポッドキャストを聴く
第347話 中国茶
朝夕はずいぶん冷え込むようになってきたな。こんな季節は温かいものが一番だ。というわけでピート、こっちにおいで。俺の膝の上に……あ、そう。マリアの方が良いの。そりゃ宇宙人の俺よりも、超遠赤外線ヒーター機能を搭載したロボットの方がぬくいかもね! じゃあ今日は熱々の《中国茶》でも飲んで温まるとするか。

中国茶の歴史は古い。中国4000年どころの話じゃない。記録が残っていない神話の時代から、お茶は薬として飲まれてきたからな。有名な『三国志』の冒頭にも、劉備玄徳が高価なお茶を母親のために購入するエピソードがある。それ自体は吉川英治の創作だが、この頃にはお茶が上流階級の飲み物として普及していたのは本当だ。ただし、当時は茶葉を圧縮して固めた餅茶(へいちゃ)が主流で、ネギや生姜や塩を入れたスープのような飲み物だったが。

12世紀、南宋の時代になると、茶肆(ちゃし)と呼ばれた喫茶店も出てきて、庶民もお茶を飲むようになる。この時代に人気を博したのが、石臼で茶葉を挽いた抹茶だった。日本の茶道もこの南宋時代のお茶が元になったと言われているな。ただ、中国ではこの石臼で挽いた抹茶はその後に廃れてしまう。輸入した日本ではずっと続いて、アイスクリームやケーキなどにも応用されているのはおもしろい現象だ。

16世紀の明の時代になると、炒った茶葉を茶壺に入れて、お湯を注いでお茶を淹れる、今と変わらないスタイルが定着する。緑茶に花の香りを付けたジャスミン茶のような「花茶」ができたのもこの時代だ。そして明代の終わり頃に福建省で生まれたのが烏龍茶。その烏龍茶が普及したのが清の時代だから、烏龍茶の歴史は400年ちょっとってことだな。長い中国茶の歴史の中ではけっこう新しい方と言えるだろう。

ちなみに日本の烏龍茶ブームは、1970年代の終わり頃に一世を風靡したピンク・レディーが「美容のために鉄観音茶(烏龍茶の一種)を飲んでいる」と言ったのがきっかけだったと言われている。今では烏龍茶は日本でもすっかり定番になったし、中華料理店ではプーアル茶も珍しくない。日本で親しまれている中国茶といえば、その2つに加えてジャスミン茶くらいかな。でも広い中国にはもっとたくさんのお茶がある。今日は詳しい人に会って、もっといろんな中国茶を教えてもらおう。Here we go!
ONAIR LIST
4'18" / Route 66 / George Maharis
11'38" / It Could Happen To You / Edda Magnason
32'53" / I Love Being Here With You / Carol Welsman
  • mixiでシェアする

JFN37局ネット

FM愛媛、FM長崎は18時~、FM青森は19時~放送

AIR-G'(FM北海道)・FM青森・FM岩手・Date fm(FM仙台)・FM秋田・FM山形・ふくしまFM・TOKYO FM・FM栃木
FM-NIIGATA・FM長野・K-mix・FMとやま・FM石川・FM福井・@FM(FM AICHI)・FM GIFU・FM三重・FM滋賀
FM OSAKA・Kiss FM KOBE・FM山陰・FM岡山HIROSHIMA FM・FM山口・FM香川・FM愛媛・FM徳島 FM高知
FM FUKUOKA・FM佐賀FM長崎・FM熊本 FM大分・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄