ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : グルメ

デリバリー

2020.02.01

第356話 デリバリー

現在、「デリバリー」革命が進行中!
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第356話 デリバリー
私の名前はデリバ・リー。宇宙を股に掛ける出前の配達人だ。今日もまた駅前の中華屋から3丁目の下村さんのお宅まで、熱々のラーメンを届けてしまった……え、博士じゃないのかって? まあ、そうとも言う。最近、Uber Eatsや出前館なんかのデリバリーサービスが話題だから、どんな仕組みなのかちょっと調べてみようと思ってな。せっかくだから今日は《デリバリー》の歴史も紹介しておこう!

デリバリー、日本語で言えば出前という商売が日本で定着したのは、江戸時代の中期だった。ちょうどその頃、団子のような形をした蕎麦掻きが、麺状の蕎麦切りになって、江戸で大流行してな。蕎麦の出前が盛んに行われるようになったんだ。でもこの時代は出前のための自転車もバイクもなかったから、蕎麦を紅がら塗りの桶に入れ、汁は徳利に入れて、それを出前箱に詰めて天秤棒にぶら下げて運んでいた。出前膳と呼ばれるお盆にのせて運ぶようになったは明治に入ってからだ。

19世紀の初め、江戸時代の後期になると、出前のための新しい料理も開発された。それが鰻丼だ。鰻の蒲焼きは焼きたての熱々がうまいが、出前で運ぶとどうしても冷めてしまう。そこで大の鰻好きだった水戸藩士の大久保今助が、炊きたてのご飯の上にウナギの蒲焼きをのせることで、温かいままの鰻が食べられる工夫を考えたんだ。ま、そう複雑な料理じゃないから、いろんなところで鰻丼は考えられただろうけど、大久保今助が大好きな芝居を観ながら鰻丼を届けさせたのは本当の話だ。

そして時は下って1985年、まもなく昭和も終わろうかという時代に、出前業界に革命が起こった。『ドミノ・ビザ』がピザのデリバリーを始めたんだ。ドミノ・ピザは「注文から30分以内に届かなかったら無料」という宣伝で圧倒的な注目を集め、それを可能にするために機動力の高い屋根付きの三輪バイクを導入。かつては「いま出たところです」みたいないい加減な言いぐさを「蕎麦屋の出前」と言ったが、そんな出前の旧弊を打ち破ったのがピザのデリバリーだった。

そして今、Uber Eatsのバッグを背負った自転車が街を走り回り、再びデリバリーの世界に新たな波が押し寄せている。さらにアイスランドではドローンを使ったデリバリーが数年前から行われているし、まるで21世紀みたいじゃないか。今日はそんなデリバリー業界に詳しい人に会って、最新の、そして未来のデリバリーについて話を聞いてみよう。Here we go!
ONAIR LIST
2'50" / Route 66 / George Maharis
13'30" / The Best Is Yet To Come / Matt Dusk
34’28” / Lover / Janet Seidel
41’58” / (What Can I Say) After I Say I'm Sorry? / John Pizzarelli
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