ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : グルメ

昆虫食

2020.03.14

第362話 昆虫食

世界を食糧危機から救うのは「昆虫食」?!
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第362話 昆虫食
最新の統計によれば、世界の人口は77億1500万人。21世紀中に100億人に達すると見られ、途上国の経済成長も相まって、そう遠くない将来に深刻な食糧不足が起こるのではないかと危惧されている。その対策として注目を集めるのが《昆虫食》だ。そこで今日は現代人が忘れつつある伝統的な食文化の歴史を紐解いてみよう!

古代ギリシャの哲学者、アリストテレスはセミが好物だった。その著書『動物誌』に「セミは羽化の直後、外皮が破れて剥がれる前が一番うまい」「最初はオスの方がうまいが、交尾の後は卵が詰まったメスがうまい」などと書き記しているほどだ。実はコレ、今でも通用する話で、羽化直後のセミはタイで高級食材として人気がある。「デイリーポータルZ」に食レポがあったから、興味がある人はそっちも覗いてみてくれ。

メキシコも伝統的に昆虫食が行われてきた国だ。なにせ留学したAKB48の入山杏奈ちゃんも驚いていたくらい、今でも普通に昆虫を食べてるしな。スペイン人が征服しにやってくる前の、アステカ帝国の時代に昆虫食の記録が残っている。定番はリュウゼツランに住むイモムシや、世界中で食べられているバッタだけど、カメムシの一種「フミレス」がちょっと珍しいかな。独特の臭いが慣れると癖になるぞ。

あまり大きな声じゃ言えないが、ゴキブリだって食べられる。ゴキブリは住んでる場所が不潔なだけで、ゴキブリ自体に毒があるわけじゃない。大航海時代の船では貴重なタンパク源として船員たちが先を争ってゴキブリを捕まえていたし、東アジアや東南アジアでも食用の他に漢方薬としても利用されてきた。ま、イメージの良くないゴキブリをわざわざ食べるのは、現代ではあまりオススメできないが。

日本では昆虫食はそこまでメジャーじゃなかったけど、それでもイナゴは全国の農村で食べられていた。画家のロートレックによれば、イナゴの網焼きは「茶色や黄色ではなく、ピンク色のイナゴを選ぶべし」だそうだ。さらにユダヤ教の決まり「カシュルート」では、ブタやエビやタコは食べてはいけないが、わざわざ「イナゴやバッタは食べて良い」と記されている。それくらいイナゴは世界中で食べられてきたんだ。

結局、「昆虫食はちょっと……」ってのは慣れの問題なんだよな。形が気になるのなら、粉末を練り込んだエナジーバーも売っている。でも高級食材のエビやカニと昆虫で、見た目にどれだけの違いがある? 今日は詳しい人に会って、昆虫食の魅力を教えてもらおう。Here we go!
ONAIR LIST
3'35" / Route 66 / George Maharis
12'50" / It Could Happen To You / Edda Magnason
31’30” / Be Careful It's My Heart / John Pizzarelli & George Shearing Quintet
41’57” / I'm Hip / Janet Seidel
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