ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

金魚

2014.08.09

第71話 金魚

「金魚」はお殿様の毒味役だった?!
第71話 金魚
おっ、どこからか太鼓の音が聞こえてくるな……今日は近所でお祭りがあるのか? お祭りといえば屋台の焼きそばに綿菓子、盆踊りに花火……そして「金魚」すくいだ! 浴衣の女の子が金魚の入ったビニール袋を下げている絵面は3割り増し、いや5割り増しで可愛く見える。まさに日本の夏の風物詩って感じだよな。

ちなみに、その金魚はもともとフナの変異種だ。今から約1700年前、中国の長江下流域で突然変異の赤いフナを捕まえたのが金魚の始まりだった。DNA解析でも「ギベリオブナ」であることが確認されている。だからお祭りの夜店で取ってきた金魚をちゃんと飼えば10年は生きるし、体長も30cmくらいになる。ギネスブックには43年も生きた金魚が載っているぞ。

そんな金魚が日本に伝わったのは室町時代。当初は貴族や大名が飼う、超の付く高級品だったが、江戸時代の中期になると盛んに養殖が行われるようになり、江戸の町に一大金魚ブームが巻き起こった。当時、日本で金魚の養殖を熱心に研究したのは大和郡山藩だ。藩主の柳沢吉里(『忠臣蔵』でおなじみの柳沢吉保の長男だ)が大の金魚好きで、家臣に養殖の研究をさせたんだ。

さらに江戸時代、金魚はお殿様の毒味役でもあった。時代劇で、水槽にお殿様のご飯をパラパラと入れると金魚がプカーっと浮かび上がって「曲者!」みたいなシーンがあるだろう。あれはけっこうリアルな話なんだ。また第二次世界大戦中には「金魚を飼っている家には爆弾が落ちない」という噂が広まって金魚が品切れになったこともある。それでわざわざ陶器の金魚置物が作られたくらいだ。

そんな金魚も今ではすっかり庶民が飼う観賞魚の代表格。ヨーロッパには19世紀に中国から伝わり、アメリカには幕末の日本から伝わって、その飼育の容易さと美しさから「Goldfish」という名前で親しまれている。そういえば1994年には研究のためにスペースシャトルで宇宙へ行った金魚もいたな。今日はそんな金魚に詳しい人に会って、その魅力や正しい飼い方を教えてもらおう。 Here we go!
ONAIR LIST
2'55” / Route 66 / George Maharis
12'32” / Cartao De Visita / Joyce Moreno
31'56” / Sa Marina / Lisa Ono
42'22” / Doralice / Gilberto Gil
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