ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : アウトドア

アウトドア読書

2014.11.15

第85話 アウトドア読書

「アウトドア読書」で聖地巡り!
第85話 アウトドア読書
ここ数年、話題を呼んでいるのが「聖地巡礼」だ。昔から小説や映画の舞台になった場所を訪れる愉しみは細々と行われてきたが、近年はアニメ作品の舞台になっている場所を訪れるファンが急増して、町おこしの一環に取り入れられるほど盛り上がっている。ただ、『らき☆すた』の鷲宮神社や『ガールズ&パンツァー』の大洗町へ行っても、さすがに作品を知らないとなんの感慨もないだろう。そこで今日は誰もが知っている名作小説に縁の場所をいくつか紹介しよう。

たとえば宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』はジョバンニとカムパネルラが星の世界を旅する美しくも哀しいファンタジーだが、実はこの名作の舞台は宮沢賢治の故郷である岩手県花巻市がモデルだと言われている。物語に登場する鉄道や時計店、電気会社、活版所などはすべて花巻市に実在したし、なにより主人公の2人が通っていた学校は、宮沢賢治が通った「花巻川口尋常小学校」がモデルだったんだ。現在も残っている施設はほとんどないが、町のあちこちに記念碑が建てられているぞ。

それから東京都と千葉県を隔てる江戸川では、江戸時代から渡し船「矢切の渡し」が運行されてきた。この矢切の渡しを全国的に有名にしたのが、1905年(明治38年)に発表された伊藤左千夫の『野菊の墓』だ。政夫と民子、若い2人が想いを寄せ合ったのが千葉県松戸市の矢切で、ここと対岸の葛飾区の柴又を結んでいたのが矢切の渡しだったんだ。矢切の渡しは今でも観光のために運行されているから、機会があったら乗ってみるといいだろう。

《国境の長いトンネルを抜けると雪国であった》という冒頭があまりに有名な川端康成の代表作『雪国』は、新潟県湯沢の温泉街にある旅館「高半」で書かれている。主人公と恋に落ちる駒子も、この旅館にいた芸者さんがモデルだ。高半は現在も大型旅館として営業していて、川端康成が泊まった「かすみの間」は当時のまま一般公開されているから、川端康成がイメージした「雪国」の眺めを今でも見ることができるぞ。

その他にも三島由紀夫の『潮騒』は三重県鳥羽市の神島が舞台だし、横溝正史の『犬神家の一族』なら長野県諏訪市(をモデルにした架空の市)、それから今なら『赤毛のアン』の舞台になったカナダのプリンス・エドワード島に行ってみたいという人も多そうだな。今日は俺の知り合いの中でも指折りに本が好きな人たちに会って、そんな「思わず出掛けたくなる本」を教えてもらおう。 Here we go!
ONAIR LIST
4'28" / Route 66 / George Maharis
12'16" / I've Got You Under My Skin / Steven Rossitto
36'06" / My Kind Of Town / Frank Sinatra Duet with Frank Sinatra, Jr.
44'15" / I Could Write A Book / Keiko Lee
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