ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : グルメ

牛肉

2014.11.22

第86話 牛肉

徳川将軍もこっそり「牛肉」を食べていた?!
第86話 牛肉
今年の外食産業の大流行を知ってるか? それはステーキだ! いまさらステーキ?と思うかもしれないが、あちこちにアメリカの高級ステーキハウスやら立ち食いのステーキ屋やらが続々とオープンして行列になっている。せっかくの機会なので、今週は俺も「牛肉」をたっぷりと食べちゃおうかな!

そういえば日本人が肉を食べるようになったのは明治維新の後だと思われているが、それは半分本当で、半分嘘だ。そもそも日本人だって原始時代は狩猟で取ってきた肉を普通に食べていたし、『日本書紀』にも家畜のイノシシを世話する役職が記されている。ただ、飛鳥時代に殺生を忌む仏教が伝わり、奈良時代あたりから偉い人が「肉を食べちゃいかん!」と言いだして、日本人は肉を食べなくなっていったんだ……表向きはな。

偉い人がなんと言おうと、腹が減っては戦が出来ないし、美味いモノは美味い。だから表向きは肉食が禁止された日本人も「薬食い」と称して、たまにはこっそりと肉を食べていた。たとえば戦国時代には足軽が農家から牛を盗んで、焼き肉にして食べてたって記録が残っている。

肉を食べたくなるのは偉い人も同じで、徳川家11代将軍・家斉(いえなり)の頃には江戸の大名屋敷で牛肉料理が大流行。その牛肉を提供したのは琵琶湖の東、現在も「近江牛」の産地として名高い彦根藩だ。もともと牛革の産地だった彦根は、残った肉を捨てるのはもったいないということで牛肉を食べることを許された。そしてその肉を干し肉にしたり味噌漬けにしたりして、薬の一種という名目で将軍家へ献上していたんだ。

そして江戸後期には庶民までがその「薬」、つまり肉を食べるようになる。江戸城の西側、半蔵門のあたりの麹町には肉料理専門店の「ももんじ屋」があって、猪肉を山鯨(やまくじら)、鹿肉を紅葉(もみじ)と称して、すき焼きや焼肉で客に出していた。さらに開港後の横浜では『伊勢熊』という居酒屋で牛鍋が大ヒット。こんな下地があって、明治維新後に大っぴらに肉を食べられるようになると、牛肉が文明開化の象徴となっていくんだ。

それから100年以上が過ぎた現在、日本人1人あたりの牛肉消費量は年間6.9kgまで増えた。つまり月に2回くらい300gのステーキをガッツリ食べてもだいたい平均ペース。近年は「赤身肉のダイエット効果」や「熟成肉」も注目を集めているし、今日はたまのご褒美に美味しい牛肉を思う存分頬張るぞ! Here we go!!
ONAIR LIST
2’46” / Route 66 / George Maharis
11’56” / It's Too Good To Talk About Now / Janet Seidel
32’23” / All Of Me / Michael Buble
42’00” / I've Got The World On A String / Frank Sinatra duet with Liza Minnelli
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