ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : 旅・観光

SL

2015.02.14

第98話 SL

男のロマン「SL」に乗りに行こう!
第98話 SL
モクモクと煙を上げて線路の上を力強く疾走する《SL》は男のロマンだ。3月上旬までは白銀に染まった釧路湿原を「SL冬の湿原号」が走っているし、「貴婦人」と呼ばれるC57形1号機が牽引する「SLやまぐち号」は3月21日から今年の運行を開始する。今の時代、SLに乗ったことがない、実物を見たこともないという人の方が多そうだけど、まだ全国各地で走っているから、一度くらいは乗りに行ってみないかSLに!

SLこと蒸気機関車(Steam Locomotive)が誕生したのは1804年。イギリスは南ウェールズの町、マーサー・ティドビルで、機械技師のリチャード・トレビシックが作ったペナダレン号が第1号だった。当時、1769年にワットが発明した蒸気機関はすでに産業革命の中心的存在だったし、レールの上を走る手押しトロッコや馬車鉄道も以前から活躍していた。それを組み合わせたのが蒸気機関車だったというわけだ。

もっとも、トレビシックのペナダレン号は既存の技術をただ組み合わせれば完成というものではなかった。というのも「鉄のレールに鉄の車輪では蒸気機関で車輪を回転させても滑ってその場で空転するだけではないか」という疑問には誰も答えられなかったし、何よりペナダレン号は5tもの重量があったせいで馬車鉄道用の線路では耐えきれなかったからだ。結局、車輪が空転しないことは実際にやってみて分かったが、線路の耐久性の問題はもう少し後になって銑鉄の線路が登場するまで解決できなかった。

実用的なSLが誕生したのは1825年。同じくイギリスのダーリントンで「鉄道の父」と呼ばれるジョージ・スチーブンソンが走らせたロコモーション号が80トンの石炭を牽引して2時間で15kmを走行し、最高時速39kmに達したんだ。このロコモーション号が走ったストックトン&ダーリントン鉄道こそが世界で最初に開業した鉄道会社だ。

ただし、ロコモーション号も最初から順風満帆というわけにはいかなかった。なにせ当初はまだ釜に繋がる煙突が短かったせいで、たまに煙突の先から火を噴き出す。その姿は「火の竜」と呼ばれたほどだった。見物客には見物だったかもしれないが、地元じゃ「火事になる」と大反対が起こったのも無理はない。

その後、20世紀に入って電気機関車やディーゼル機関車が普及するまで、SLは100年以上にわたって人と貨物を運び続けた。今日はそんなSLに魅せられた人たちに会って、その歴史とロマンを語ってもらおう。そしてまだ実物が走っている内に乗りに行こうじゃないか! Here we go!
ONAIR LIST
3'36" / Route 66 / George Maharis
14'01" / Freight Train / Alan Jackson
33'57" / Midnight Train / Garth Brooks
43'10" / Get Gone With You / Scotty McCreery
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