ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : アウトドア

気球

2015.05.09

第110話 気球

ゲストコメント
「Kikyu.org」チームリーダー 花田隆貴さん「気球で宇宙撮影!」
「Kikyu.org」チームリーダー 花田隆貴さん
宇宙から撮影するための気球は大きさ2mくらい。ヘリウムを入れたゴムの気球です。その気球に10mほどの紐をつけて、追跡するための装置やカメラ、パラシュートなどを括り付けます。その気球が成層圏と呼ばれる高度30kmくらいのところまで上がっていき、宇宙からの眺めを撮影する、という仕組みです。

地表から宇宙に行くまではいろんな層がありますが、高度11〜50kmは成層圏と呼ばれます。ここは空気があるギリギリの層です。一般的には高度100km以上が宇宙とされ、成層圏は「宇宙の渚」と表現されます。そんな宇宙の入り口まで飛んでいく気球は「高高度気球」と呼ばれます。

私が高高度気球で撮影するチームを始めたのは2008年からです。この頃からスマートホンやGPSが身近になったので、私たち以外にもその頃から始めた方が多いと思います。実際にiPhoneを打ち上げて撮影した宇宙からの動画をネットで公開している方もいらっしゃいますね。

気球の利点は安くて簡単なことです。ロケットだと多額の費用と長い準備期間が必要ですが、気球なら打ち上げて回収するまで1日で終わります。上昇するスピードは1秒間に6mくらい。気球ですから上がっている間の動きは風まかせです。でも打ち上げ直前の風のデータを見ればそれなりに予想できます。

ただし高高度気球を打ち上げる時は必ず航空局に申請が必要です。山梨県で上げるなら羽田空港にある事務所に書類を提出して、予想される経路によって横田基地や自衛隊と調整を取り、初めて許可が下ります。飛行機よりも高いところまで上がるので、途中で飛行機にぶつからないようにしなければいけませんから。

回収のためGPSと無線を組み合わせた装置「トラッカー」で居場所を送信するようにしているのですが、今まで26回の打ち上げで回収できなかったのは1回だけです。電話番号も書いてあるので、畑仕事をしていたおじいちゃんが「何か落ちてきたよ」と連絡して下さることもあります。
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