ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : 旅・観光

噴水

2015.06.20

第115話 噴水

ゲストコメント
噴水アーティスト 杉原有紀さん「水のドームを作る噴水とは」
噴水アーティスト 杉原有紀さん
私はかれこれ20年ほど噴水を作っていますが、そのきっかけは大学生の時にキッチンで流水がスプーンに当たった時、透明なハート型の水膜ができるのを目にしたことでした。その下に手を入れても濡れないことに気づいて「この下に体ごと入れたらどんな世界が見えるのだろう」と思って、ドーム型の噴水《ウォータードーム》を研究しだしたんです。

流水が水の膜を作る現象を流体力学でウォーターベル現象と呼びます。私はその現象を利用して半球状のドームを作り、その中に頭を入れられるような噴水を大学院の修士課程で制作しました。そして博士課程で12人が入れる直径7mの噴水を設計し、この噴水がコンペティションでグランプリを獲得したので、1000万円の予算をいただいて実際に制作しました。

噴水はプールを造り、ポンプを用意して、水を張って、電気を使います。建設費用も含めるとだいたい1000万円かかりました。夜になると水の膜にプロジェクターで映像を投影したり(今で言うところのプロジェクションマッピングです)、七色に輝く水のドームは展覧会でも大盛況でした。

この水のドームは中に入って上を見上げると水膜の天井があり、透明な水の向こうには隣の世界が見えます。それから水に濡れそうで濡れない雰囲気も魅力のひとつ。このウォータードームを10年近く横浜ランドマークタワー、大阪、新潟、愛知エキスポなどいろんな場所で造りました。残念ながら現在は実際に動いている場所がないのですが。

私がおすすめは都内なら目黒雅叙園です。その庭園には滝があって、滝の裏を歩けるルートがあるんです。滝越しに見える庭の池やカフェはちょっとしたウォータードーム気分。「胎内くぐり」と名付けられたその洞窟は、ちょっとひんやりとしていて暑い日のお散歩にぴったりです。

ちょっと遠めなら、札幌のモエレ沼公園に彫刻家イサム・ノグチさんが手がけた噴水があります。夜になるとライトアップもされますし、水がいろんな方向から噴き出る、すごく迫力があっておもしろい噴水です。
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