ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : スポーツ

柔道

2015.07.18

第119話 柔道

ゲストコメント
オリンピック女子柔道メダリスト/筑波大学体育系准教授 山口香さん「初めてでも体力に自信がなくても大丈夫!」
オリンピック女子柔道メダリスト/筑波大学体育系准教授 山口香さん
柔道が初めての人は「投げられるのが怖い」と感じると思います。だから私は初心者に教えるときは柔らかいマットを敷くんです。そしてその上で背負い投げを受けると「クルンと回って背中から落ちる」なんてジェットコースターのような非日常の体験が味わえます。だから大学で初めての女の子に柔道を教えると、すぐにみんな投げられる方を希望するほどです。

柔道の良いところは2人で組んでやるところ。投げる方と投げられる方が2人で互いに気をつかってうまく行くように頑張るんです。それがすごく気持ちよくて、運動が苦手で体育の授業が嫌いだったという人も柔道は愉しいと言ってくれます。柔道は力を入れっぱなしにするのではなく、ここぞというところで力を入れるのがコツ。そのタイミングを憶えていくのが柔道の愉しみです。

今、日本は柔道選手の登録人口が減ってきて16万人くらいなんですが、フランスでは60万人も登録されています。そしてその多くは14歳以下の子供たち。それだけ子供が多いのは柔道が愉しいからです。フランス人はその愉しさを教えるのが上手ですね。日本は伝統があるだけに少し敷居が高くなってしまうのは仕方のないところかもしれません。でもその根底にある愉しさは変わりません。

子供たちがやっているくらいですから、体力に自信がない人でも問題ありません。力を抜くことを学ぶのが柔道です。それは人生も同じですよね(笑)。そして試合で激しくやり合っても、最後の礼をしたらそこで終わり。そのオンとオフの切り替えも柔道の一部です。フランスで柔道を学んでいる子供たちに日本語で「待て!」と言うと、大騒ぎをしていた子供たちがピタリと止まります。しかも2人の共同作業なので、友達を大事にすることも学べます。

こうして日本で生まれた柔道は、いまや世界200の国と地域で行われるほど普及しました。灯台もと暗しで日本人はその良さを忘れがちですが、世界の人たちに認められています。
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