ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

正月

2016.01.02

第143話 正月

ゲストコメント
日本料理研究家 斉藤辰夫さん「正月はおせち料理を堪能しましょう」
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日本料理研究家 斉藤辰夫さん
おせちの黒豆は「まめに暮らせるように」という意味です。それなら大豆でも良さそうなものですが、長年の農作業で真っ黒に日焼けしたお年寄りも元気に働いてまめに暮らしていこうという気持ちが込められています。横から見るとおたふくのように見えるのも縁起が良いんです。黒豆は絶対に欠かせません。

数の子はたくさん卵がついているので子孫繁栄を願っています。さらに子供がこの1年元気に頑張れるようにという意味もあるんです。隣の栗きんとんは色が小判のような黄金色なので金運が良くなるとされます。しかもきんとんは「金団」と書くのpで金が集まっているイメージですね。昔は武将が戦いに勝てるよう願掛けした「かち栗」も縁起物です。

田作りはカタクチイワシの稚魚の煮しめ。日本は海に囲まれているので、昔からどこでもカタクチイワシが獲れました。それを乾かし、田んぼにまいて肥料にしていたんです。そういう経緯なので、五穀豊穣を願う田作りは日本全国どの県でもおせちに入っています。

ゴボウが斜めに切ってあるのは「笹切り」といって笹をイメージさせるため。笹から竹という連想で、おめでたい松竹梅の竹を表しています。松はシイタケです。シイタケを松ぼっくりに見立てているのですが、そうは見えないという人も多いですね(笑)。梅は型で抜いたニンジンです。どれも普段の煮物に入っている素材ですが、それを一工夫してお正月を祝います。

お雑煮は地域によって本当に様々です。たとえばお餅も四角かったり丸かったり、中にはあんこが入っているところもあります。あんこ入りも意外なくらいおいしいので試してみて下さい。お雑煮はお吸い物というよりは煮物に近いので、みりんをちょっとだけ入れるのがコツです。

みりんはお正月も2日目、3日目になってお雑煮に飽きてきた頃、ニュアンスを変えるのに入れてもいいと思います。煮しめが余ったら刻んで炒飯にしても良いですね。味は十分についているので、ちょっと塩コショウするだけで大丈夫です。
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