ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

天体観測

2013.07.27

第17話 天体観測

ゲストコメント
国立天文台 副台長 渡部潤一さん「100年に1度の大彗星がやってくる!」
国立天文台 副台長 渡部潤一さん
8月中旬には毎年恒例のペルセウス座流星群が見られます。詳しく言えば8月11〜14日の夜中過ぎくらいですね。北東の空からペルセウス座が昇ってきて、その方向から流れてくるように見えるでしょう。今年は月が夜半過ぎには沈むので、真っ暗な地域なら1時間に50個以上の流れ星が見られるはず。ちょうど夏休みですし、ちょっと車で遠出してみて下さい。

12月の初め頃にはアイソン彗星が肉眼でも見えるようになると予想されています。彗星が少しボヤッとしていて面積があるように見えるのは、本体が溶けているからです。彗星は太陽系の中を動いている雪だるまのようなモノなので、太陽に近づくと溶け出します。その蒸発したガスや舞い上がった砂粒が宇宙空間に広がって、太陽風によって流されて尾のように見えるんです。それの姿を見て、昔の人は「帚(ほうき)星」と呼びました。

今回のアイソン彗星は、目で見てもその尾がハッキリと見えるだろうと考えられています。1年に数十個の彗星がやってきますが、そのほとんどは望遠鏡を使ってもかなり見づらく、目で見えるほどの彗星はめったにありません。アイソン彗星は大きさや条件がずば抜けて良いので「50〜100年に1回の大彗星になるだろう」と考えられています。これは見ないと損です。

アイソン彗星が太陽にもっとも近づくのは11月29日です。太陽のスレスレまで行きますが、本体は富士山くらいの大きさがあるのでバラバラになったりはしないと予想しています。そして太陽によって表面が炙られ、大量のガスや塵をなびかせながら、12月4〜6日あたりの東の空にその姿を見せてくれることを期待しています。

ちなみに近年、チリの電波望遠鏡「アルマ」によって、宇宙空間に糖(グリコールアルデヒド)が見つかりました。これは生命の素になるような有機物の一種です。従来は地球の上で生命が誕生したと考えられてきましたが、実は宇宙で有機物がふんだんに造られているのかもしれません。さらにアミノ酸や核酸が見つかれば、この宇宙は生命に満ちあふれている可能性も出てきます。今後の研究に注目です。
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