ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : スポーツ

体操

2016.07.09

第170話 体操

ゲストコメント
元体操選手 森末慎二さん「リオで内村航平を破る可能性がある選手」
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元体操選手 森末慎二さん
体操競技は男子が床運動・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒の6種目で、女子は跳馬・平均台・段違い平行棒・床運動の4種目。全種目の合計得点で代表選手が選ばれるので「床はすごいけど他の種目は何もできない」では五輪に出られません。たとえば今回のリオ五輪で白井健三選手が「床と跳馬がすごい」と話題になっていますが、他の4種目もちゃんとできるから代表選手に選ばれているんです。

僕も現役時代は鉄棒が一番得意で、ロス五輪で金メダルも獲りましたが、もちろん全種目を練習して代表選手になりました。ただ身長170cmと体操選手の中では長身だったので、つり輪は苦手でしたが。つり輪の「十字懸垂」あたりは体重が軽い方が有利なんです。

体操選手は基本的に小柄な方が有利です。鉄棒やつり輪は高さが2m80cmしかないので、身長190cmの人がぶら下がると床に足が着いてしまいます。それでも旧ソ連のアレクサンドル・ディチャーチンという選手は184cmの長身で大迫力の演技をしていました。足もとのマットを薄くするなどの苦労もしていましたが。

現在の体操界はアメリカが強く、おそらくリオ五輪の女子はアメリカの独壇場でしょう。男子ではキューバのマンリケ・ラルドゥエトが「内村航平を破れるのはこの選手しかいない」と言われています。まだ19歳ですが、足は強い、力は強い、空中感覚も最高、線がキレイと、ひとつひとつを取ったら内村よりも上。去年の世界選手権にいきなり登場して銀メダルだったので、今回は大注目を集めるでしょう。

そのラルドゥエト選手や女子のバイルズ選手など、近年の体操競技では黒人選手がどんどん台頭してきています。体操は瞬発力の競技ですから、陸上の100m走などを見ていても黒人選手が優位なのは明らかです。これまでは肉体的には優位でも雑な選手が多かったのですが、日本の体操から繊細な演技を学びつつあります。今後どうなるか、戦々恐々といったところです。
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