ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : スポーツ

体操

2016.07.09

第170話 体操

ゲストコメント
セノー株式会社 山崎雅志さん「競技で使う鉄棒は学校の鉄棒とは別物です」
セノー株式会社 山崎雅志さん
ルール変更に伴って体操の器具も変わってきています。今回のリオ五輪は段違い平行棒でルールの変更がありました。高さを調整する時、従来は「器具全体を持ち上げて下に10cmの台を入れる」と決まっていたんですが、それが今回から「支柱のパイプだけを上げ下げする」に変わったんです。

五輪や世界選手権で使う器具は国際体操連盟の認定を受けなければいけません。認定を受けるためには試験があるのですが、たとえば床なら20kgくらいの重りを1mの高さから落下させて、どれだけ沈んでどれだけ跳ねるかを計測します。作り方や材料に関しては特に決まりはありません。

体操器具は半分手作りです。床には2080個のスプリングが入っていて、板に穴を空けるのは機械でも、そこにスプリングを留めるのは人の手でやっています。あん馬の皮も本物の牛革を使うので、ひとつひとつの特徴を見極めながら張っていく職人の技術が求められるんです。

日本の選手は子供の頃からセノーの器具を使って練習をしているので、海外の器具を使うとやっぱり感触が違うそうです。だから試合の前には本番の会場で器具に慣れるための練習をする時間が設けられています。さらにその前から代表合宿では本番で使われる器具を取り寄せて練習したりもしています。

男子の平行棒は1台の重さが400kgくらい。もちろんそのままでは運べないので、バラして運んで現地で組み立てます。床は10トン車1台では積みきれません。カーペットを巻いたものが5mくらいの長さで重さ300kgくらいです。10人ほどで肩に担いだり、フォークリフトで持ち上げないと無理ですね。

競技で使う鉄棒は公園や学校にあるものとはまったく違います。まず支柱がワイヤーで引っ張って固定されていて、自立する柱ではありません。さらにバーが「鉄」ではなく「鋼」で、しなる素材が使われています。しなり具合は選手によって好みが違うので、試合中にワイヤーの張りで微調整しています。
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