ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : 旅・観光

灯台

2016.10.22

第185話 灯台

ゲストコメント
海上保安庁交通部企画課 二瀬貴之さん「船が識別しやすいよう灯台は個性的です」
海上保安庁交通部企画課 二瀬貴之さん
灯台の管理運用は海上保安庁が行っています。具体的には、灯台が正しく航海者に確認できるようメンテナンスを行ったり、灯りが消えた時は復旧作業を行いつつ、その事実を船舶に周知したり……といった内容です。

船舶が長い航海を終えて陸地に近づくと、まずは沿岸にある大型灯台の光が見えてきます。こういった灯台の明かりが同時に2つ見えれば、船舶はそれぞれの方角を計ることで自分の位置を確認することができます。さらに船舶が陸に近づくと、それまで見えなかった灯台の光がポツリポツリと見えてきます。これは港の入り口を示す灯台の明かりです。このように船舶は自分の目的地に着くまでに複数の灯台を目印にして海の上を走ります。

こうした目的で造られている灯台は、見た船舶がどの灯台か分かるように光や色で特有の個性を持っています。光の届く範囲は灯台によりけりですが、日本で一番遠くまで届く灯台は高知県室戸市の室戸岬灯台で、その距離は約26.5海里(49km)。とても強い光ですが、遠くから見れば眩しいと感じることはありませんし、近づいても今度は位置が高いので角度がついて眩しくありません。

横須賀の観音埼灯台は日本で最初の洋式灯台です。今から150年ほど前、米英仏蘭の4カ国と結んだ江戸条約を機に、西洋式の灯台が日本で建造されることになりました。それで仏人のヴェルニー技師によって神奈川県の三浦半島に観音埼灯台が造られたんです。この観音埼灯台は大正14年に完成した三代目が今も現役で使われています。

その観音埼灯台が着工したのが明治元年の11月1日でした。それで海上保安庁では11月1日を「灯台記念日」と定め、当日やその前後の週末に各地でイベントを行っています。たとえば千葉県の野島埼灯台では、10月30日(日)に海上保安官のミニ制服を着て記念撮影ができたり、海上保安業務の紹介を展示する催しを行うようです。

海上保安庁が管理する灯台を含めた航路標識は全国に約5400基。その中には本当にいろいろな灯台があります。たとえば三重県の菅島灯台はレンガ造り。伊勢志摩地方に良いレンガの土と職人がいたことから、灯台がレンガで造られたのだそうです。レンガは運びやすいので、船着き場から建設中の灯台まで子供たちも一緒になってレンガを運んだという話が伝わっています。
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