ピートのふしぎなガレージ

  • facebook
  • twitter
  • google+
エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

手帳

2016.12.03

第191話 手帳

ゲストコメント
手帳評論家 舘神龍彦さん「進化し続けるシステム手帳」
手帳評論家 舘神龍彦さん
システム手帳は20世紀初頭にイギリスのファイロファックス社が開発した手帳で、第二次世界大戦中にはイギリス軍の将校が使っていたそうです。それが日本に入ってきたのは1986年。翌87年には人気に火がついて、銀座の伊東屋でファイロファックスのバインダー(3万6000円)を買うのがブームでした。

システム手帳がブームになった理由については諸説ありますが、たとえばスピルバーグが使っていた影響という話もあります。当時はアスキーから『リフィル通信』というシステム手帳専門の季刊誌が出たりしていました。リフィルというのはもともとボールペンの替えインクのような詰め替え用品という意味なんですが、この場合はシステム手帳の専用紙のことですね。

そんな風にシステム手帳が日本で普及したのは意外と最近ですが、その後もどんどん進化しています。「ISOT(イソット)」という文具の展示会では毎年、文具大賞を選んでいるのですが、今年はデザインフィル社の「LUFT(ルフト)」という薄型のシステム手帳バインダーがグランプリを受賞しました。

LUFTはポケットやペンホルダーを省き、シンプルな構造で今までにない薄さを実現しています。システム手帳を使うと、つい次々にリフィルを入れたくなって分厚くなってしまいますが、それだけがシステム手帳じゃありません。最低限のスケジュールリフィルにメモを加えた構成で、いらないメモは捨てれば良いし、足りなくなればリフィルを補充すればいい。LUFTはそんな手軽な使い方に向いています。

システム手帳の良さはリフィルの入れ替えが可能なこと。各社が規格に合わせて作っているので、A社のバインダーにB社のスケジュールリフィル、C社のメモリフィル、D社の方眼リフィル……といった組み合わせが自由にできます。さらに顧客管理用のリフィルや、長期計画を管理するためのガントチャートのリフィルなど、特殊なフィリルもいろいろあるので、そこから必要なリフィルを選んで自分だけの手帳を作れます。

以前はカード型のラジオや印鑑をシステム手帳のカードポケットリフィルに入れて、すべてをシステム手帳ひとつで完結させようとする人もいました。最近ではその役割はスマホに取って代わられていますが、さらにそのスマホをシステム手帳の大型ポケットリフィルに入れている人もいるようです。
  • mixiでシェアする

JFN37局ネット

FM愛媛、FM長崎は18時~、FM青森は19時~放送

AIR-G'(FM北海道)・FM青森・FM岩手・Date fm(FM仙台)・FM秋田・FM山形・ふくしまFM・TOKYO FM・FM栃木
FM-NIIGATA・FM長野・K-mix・FMとやま・FM石川・FM福井・@FM(FM AICHI)・FM GIFU・FM三重・FM滋賀
FM OSAKA・Kiss FM KOBE・FM山陰・FM岡山HIROSHIMA FM・FM山口・FM香川・FM愛媛・FM徳島 FM高知
FM FUKUOKA・FM佐賀FM長崎・FM熊本 FM大分・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄