ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : アウトドア

バードウォッチング

2013.04.13

第2話 バードウォッチング

ゲストコメント
鳥類学者 樋口広芳さん「《聞きなし》をしてみよう」
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鳥類学者 樋口広芳さん
ここ、葉山の森戸川周辺の森では、普段から見られるシジュウカラ、メジロ、ホオジロなどに加え、この季節になると東南アジア方面からサンコウチョウ、センダイムシクイ、オオルリといった姿も鳴き声も美しい鳥たちがやってきて、森の中がとても賑やかになる。

サンコウチョウは「三光鳥」と書き、鳴き声が「月日星、ホイホイホイ」と聞こえることから「三光」と名付けられた。センダイムシクイは雀の半分くらい大きさで「焼酎一杯グイーッ」と鳴く。カタカナにしてしまうと「チヨチヨビー」なんだけど、こうやって人間の言葉の置き換える《聞きなし》の方がおもしろいし覚えやすい。

ホオジロなら「一筆啓上仕り候」。有名なウグイスの「ホーホケキョ」も実は「法、法華経」という仏教にちなんだ聞きなし。今となっては有名になりすぎて、誰も聞きなしだとは思っていないけど。聞きなしは特に決まりがあるわけではないので、自分が覚えやすい形で記憶にとどめればいい。

身近なカラスも観察すると最高におもしろい。たとえば6月になると都内でもあちこちにビワの実がなる。これがカラスの大好物。都内で電車に乗って窓の外を眺めると、あちこちにオレンジ色の実をつけたビワの木を見かける。もしどこかの庭じゃなければ、カラスがはき出したビワの種が育った木の可能性が高い。

ビワの木が成長して実をつけるまで7〜8年。カラスは長ければ10年くらい生きるので、自分でまいた種から育ったビワの実を収穫することもあるはず。いわばカラスの作ったビワ園。バードウォッチングを同じ場所でずっと続けると、見られる鳥の種類は限られるけど、こんな鳥の様々な側面を見る事ができる。

カラスはクルミを道路に置いて、クルマに轢かせて固い殻を割る。宮城や秋田では、カラスが赤信号で止まっているクルマのタイヤの前にクルミを置いて、クルマが動くのを待つ、という事例も報告されている。ごくありふれた鳥でも、そんなおもしろい行動がたくさんある。
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