ピートのふしぎなガレージ

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カテゴリー : スポーツ

フィギュアスケート

2017.01.07

第196話 フィギュアスケート

ゲストコメント
日本スケート連盟理事/フィギュアスケート解説者 佐野稔さん「4回転ジャンプの戦国時代が到来!」
日本スケート連盟理事/フィギュアスケート解説者 佐野稔さん
フィギュアスケートのジャンプは6種類あります。1〜2年前は男子なら4回転ジャンプを2種類も跳べば世界チャンピオンに近づけるという雰囲気でしたが、今シーズンは3種類ないとまずいんじゃないか、若手選手には4種類も跳ぶ人もいる……という状況です。その進化のスピードはちょっと信じられないくらいで、僕は「4回転の戦国時代」と呼んでいます。

そもそも4回転ジャンプ自体が非常に難しく、以前は限られた人しか跳べませんでした。約40年前、僕は20歳の時に3回転のルッツを跳んでフリーで世界一になったのですが、今はそれを小学校5〜6年の子たちが普通に跳びます。今は最初から「それくらいはやらないといけない」という覚悟で始めるので、時代が変わったということなのでしょう。

女子では3回転—3回転のコンビネーションが流行しています。伊藤みどりさんが跳んで浅田真央さんを有名にした「トリプルアクセル」を跳ぶ女子もポツリポツリと出てきているので、もしかしたら来年の平昌五輪ではトリプルアクセルが跳べないと……という状況になるかもしれません。かなり難しいだろうとは思いますが。

以前のルールでは審判が「技術点6点+芸術点6点」の12点満点から減点法で採点していました。しかし2003年からルールが変わり、加点法になって上限がなくなりました。羽生クンが300点を超えてニュースになったのも記憶に新しいと思いますが、4回転の戦国時代に突入したのはその新ルールにも原因があります。

現在は1つのジャンプに対して基礎点というものがあって、そのジャンプを成功させれば入る得点が決まっています。そして上手い下手で加点や減点をするんです。男子なら8回のジャンプ、3回のスピン、2回のステップ、それぞれに点を付け、すべての技の点を合計したのがその選手の技術点となります。

もうひとつ、主に芸術性を評価する演技構成点もあって、こちらは50点満点からの減点法で採点します。しかし、もう一方の技術点の方は天井知らず。3回転ジャンプだと基礎点が4〜8点くらいですが、4回転なら10〜15点もあります。それでみんなどんどん4回転に挑戦していかざるをえないというのが現状です。
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