ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

香水

2017.01.28

第199話 香水

ゲストコメント
調香師、 (有)ファイエルターク代表取締役 内山愛子さん「香水選びで失敗しないために」
調香師、 (有)ファイエルターク代表取締役 内山愛子さん
香水はエタノールと香料と精製水をあわせて作ります。香料はお花やフルーツ、木の根っこなどが原料ですね。製品にもよりますが、私はだいたい50〜100種類の香料を入れます。天然香料が200種類くらい、科学的な香料が3000〜5000種類と言われていますが、私は天然香料だけを使って調香します。

香水は香料を一滴加えただけでまったく違う香りになります。表情も変わりますし、残り香もまったく違う香りになるんです。香料は基本的に液体ですが、中には固形の香料もあります。固形の場合は溶剤で伸ばして使ったりしますね。女性モノの香水ならフローラル系のバラやジャスミンはほとんどの製品で使われています。

一般的に香水と呼ばれている製品は、正式には「フレグランス」と言います。そしてフレグランスの中で香料の濃度によって呼び名がいろいろあって、香水やコロン等に分類されるんです。香水は英語ならパフューム、フランス語ならパルファン。本来の意味で香水と呼ぶ場合は精製水を使いません。そしてオードパルファン、オードトワレ、オーデコロンの順に香料の濃度が変わっていきます。

呼び方で変わるのは濃度だけではなく、香料のランクも変わります。イランイランというお花の香料なら、最高ランクのエクストラからファースト、セカンド、サードとランクが付いているんです。高級な製品なら必ず最高ランクの香料が入っているとは限りませんが、その時その時で一番華やかで最高な香りを作るに値する香料を選んで入れていきます。

パルファンが7.5mlで2〜3万円もするのは、それくらい良い天然香料がたくさん入っているからです。オードトワレは同じ香りの系統でもそこまでコストが掛からないよう、合成香料にしたりランクを下げたりします。ただし香水は高級だから良いとは限りません。人によって合う合わないがあって、たとえば体温の高い人だとオードトワレはすぐに飛んでしまいます。自分に合うものを探しましょう。

香水はトップノート、ミドルノート、ラストノートの3段階があり、つけてからの時間によって香る成分が変わるように作られています。最初はちょっと爽やかな香りがして、時間が経つとお花のような香りになり、最後はウッディ系といった具合です。だからお店でトップノートだけ気に入って買ってしまうと失敗しがち。30分後くらいにミドルノート、1時間後くらいから感じられるラストノートも確認することをおすすめします。
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