ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : グルメ

麦茶

2017.07.08

第222話 麦茶

ゲストコメント
小川産業株式会社 3代目社長 小川良雄さん「おいしい麦茶を飲む秘訣」
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小川産業株式会社 3代目社長 小川良雄さん
── 麦茶はどうやって作っているんですか?

麦茶を作る釜は、イメージとしては横倒しにした茶筒です。真ん中に割り箸を通して茶筒がグルグルと回せるようにして、そこへ麦と砂を入れて焼きます。

を入れるのは石やきいもと同じ原理です。石やきいもは釜の中で石に熱を加えて、その熱が芋に伝わることでふっくらと焼き上がります。麦茶も同じように、砂に熱を加え、砂から大麦に熱を伝えるんです。砂だと大麦をまんべんなく包んで一気に加熱できるので、炭水化物の大麦がポップコーンのように膨らみます。そこで麦茶のうまみが出るんだと思います。

膨らまそうと思ったら砂を多めに、膨らみを抑えるには砂を少なめに調整します。とにかく膨らめば良いというモノでもありません。膨らみすぎると大麦がふくれっ面になって「なんでこんなに火を強くするんだ」という顔をしますから。逆に2つ目の釜でキレイに焼き上がった時は「いい色になったよ、ありがとう」とニコニコ顔になります。

── 2つ目の釜もあるんですか?

はい、麦茶は釜を2つ使って焼きます。1つ目の釜は先ほどの茶筒で、火を通すため。2つ目の釜は色付けのためです。あまり加熱を強くしてしまうと甘味が抜けてしまいスカスカの味になってしまうので、その辺の頃合いが難しいですね。

麦の焼き色は麦茶の濃さに直結するので、ちょうど良い焼き色にするのが技術です。日によって湿気が多かったり、寒かったりすると麦の顔が変わります。その顔を見ながら2つの釜の火加減を調節して、最高の顔にして送り出したいと思いながら麦茶を作っています。

── ティーバッグの麦茶も作っているんですか?

ウチの麦茶バッグは三角形になっていて、紅茶のジャンピングのように中で麦が遊べるようにしています。昔ながらの麦茶はグツグツと煮だしたときに麦がやかんの中で遊んでいました。その香りが絶大に良いので、その状態に少しでも近づけようとして三角形のバッグにしています。

バッグの中には粒のままの麦が入っています。粒の麦を砕いてしまうと、どうしてもエグみが出てしまいますから。透明感があるスッキリとした麦茶を味わうには粒のままが一番だということは、この業界の人間が口を揃えます。
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