ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : アウトドア , カルチャー

秋の虫

2017.09.23

第233話 秋の虫

ゲストコメント
『鳴く虫ハンドブック』著者 奥山風太郎さん「鳴く虫を飼うのは難しくありません」
『鳴く虫ハンドブック』著者 奥山風太郎さん
── 秋の虫を飼っている人って多いんですか?

けっこう多いと思います。それはもちろん鳴き声を愉しむためです。ですから眺めるのが目的のカブトムシなんかと違って、見た目のことはあまり考えない人が多いですね。

透明なプラスチックケースは中の昆虫を眺めるためのモノ。鳴く虫は暗いところでよく鳴くので、本当は段ボールの中で飼えば、すごくよく鳴きます。ただ、段ボールだと音がこもってしまい、本来の音が聴けないのが難点ですが。

── 飼う以上、餌を与えたり世話も必要ですよね?

キリギリスはけっこう肉食性が強いので、煮干しカツオ節を与えると喜んで食べます。マツムシはキュウリナスと本に書かれていますが、僕は白菜がメインですね。スズムシは昔から鳴く虫としてよく飼われてきたので専用の餌も売られています。でも幅広い雑色系なので白菜でも大丈夫ですし、煮干しやカツオ節も少し与えるとなお良いでしょう。

気をつけたいのは残留農薬です。人間には影響がなくても、小さな虫は下手なモノをあげると次の日にコロッと死んでしまうことがまれにあるので、よく洗って与えて下さい。基本的にはご家庭の冷蔵庫に入っているモノでだいたい事足ります。冷蔵庫から2〜3種類の野菜を入れて、よく食べるモノとあまり食べないモノを探っても良いと思います。

── 何匹も一緒に飼っても大丈夫ですか?

これは種類によりけりです。広い雑食性の生き物なので、肉食性の強い種類だと共食いの可能性も否定しきれません。たとえばスズムシならそんなに強い肉食性ではないし、生きてるモノは率先して食べないので、何匹も一緒に飼っている人は多いですね。

違う種類の虫を一緒に飼うのはあまりおすすめできません。コオロギはけっこうアグレッシブで、お腹が減ってきた時にゆったりとしているスズムシを囓ってしまう可能性があります。1種類ずつ別々に飼うのが間違いがないでしょう。

── オスとメスを一緒に飼って増やしたりもできますか?

スズムシは昔から飼育方法が確立していて、ネットで検索するといくらでも情報が出てきます。ホームセンターで買ってきた3ペアが翌年に何百匹に……なんてことも珍しくありません。

鳴く虫を飼うにあたっては、自然環境を再現する必要は特にありません。野生のスズムシは藪の深いところによくいますが、それは外敵を避けるため。飼育下ではその心配がないので、けっこうタフに生きます。それに鳴く虫は成虫になると鳴いてメスを誘って子孫を残すだけなので、どんな環境でも鳴きます。

逆に鳴く虫は交尾をしたら2〜3週間で死んでしまいます。だから交尾させずにオスだけで飼うとけっこう長生きです。でも捕まえた時にすでに交尾をしているかどうかは分からないので、飼ってみないと分からないというのが正直なところです。
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