ピートのふしぎなガレージ

  • facebook
  • twitter
  • google+
エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : スポーツ

シンクロナイズドスイミング

2017.09.30

第234話 シンクロナイズドスイミング

ゲストコメント
東京シンクロクラブ 市橋春江さん「シンクロを見る時はここに注目して下さい」
東京シンクロクラブ 市橋春江さん
── シンクロの採点はどういう仕組みですか?

シンクロの採点は3つのパネル(審判団)によって行われます。フリールーティンなら、1つは「エクスキューション」と言って、ちゃんと出来たかどうかの採点。2つ目は「アーティスティックインプレッション」と言って、芸術的な要素を採点。そして3つ目が「ディフィカルティ」という難易度の採点です。

ディフィカルティのパネルは振りの良し悪しを見ないで、難しさの度合いだけに注目します。だから演技によってはアーティスティックはすごく高いのに、エクスキューションとディフィカルティが低いということもあるんです。ただし採点は10点満点をエクスキューション3、アーティスティックインプレッション4、ディフィカルティ3に割り振っているので、フリールーティンでは芸術性が重視されているとも言えます。

── 素人にはなかなか分かりづらい部分もありますが……

一番分かりやすいのは、デュエットにしろチームにしろピタッと揃っているかどうかですね。それから脚線の美しさ。シンクロは脚ラインの勝負なので、脚がスカッと引っ張られた形になっているかどうかを見て下さい。さらにパターンチェンジで隊形が変わる時に、途中経過が見えずにパン!と変わるスピード感。また、チームなら水面上にどれくらい跳ね上がってくるかも見どころです。ただ正直、五輪の上位5〜6カ国になると、レベルが高すぎてなかなか差が分からないかもしれません。

今の流行はスピードです。以前が「いち、にい、さん」というリズムで動いていたとしたら、今は「い・ち、に・い、さ・ん」と倍の動きになっています。さらに一箇所に留まることもほぼなくて、どんどん泳ぎながら動いていくんです。テレビだとカメラが追いかけるので分かりづらいと思いますが、選手の向こうに見える広告ボードに注目すると、どれだけ選手たちが移動しているのか分かると思います。

── シンクロが変わる中で、どんな選手が求められるのですか?

シンクロではどれだけの高さを出せるかも重要です。それは跳び上がる高さではなく、高さを保ちながらいろんな形をすることなんですが、そのためには体のボリュームが求められます。肩幅や胸板の厚さなど鍛えられたバランスの良い体が必要なんです。ですから現在のシンクロでは大きい選手が求められています。

シンクロは1984年のロス五輪で正式種目に採用され、しばらくアメリカ、カナダ、日本の3カ国が表彰台を独占していました。しかし2000年のシドニー五輪からロシアが台頭してきて、さらにスペイン、中国なども上位に。さらに最近はウクライナも力を付けています。でも次の五輪は2020年の東京ですから、日本も負けていられません。大いに期待したいと思います。
  • mixiでシェアする

JFN37局ネット

FM愛媛、FM長崎は18時~、FM青森は19時~放送

AIR-G'(FM北海道)・FM青森・FM岩手・Date fm(FM仙台)・FM秋田・FM山形・ふくしまFM・TOKYO FM・FM栃木
FM-NIIGATA・FM長野・K-mix・FMとやま・FM石川・FM福井・@FM(FM AICHI)・FM GIFU・FM三重・FM滋賀
FM OSAKA・Kiss FM KOBE・FM山陰・FM岡山HIROSHIMA FM・FM山口・FM香川・FM愛媛・FM徳島 FM高知
FM FUKUOKA・FM佐賀FM長崎・FM熊本 FM大分・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄