ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : 旅・観光

熱海

2018.01.27

第251話 熱海

ゲストコメント
熱海温泉ホテル旅館協同組合 専務理事 土屋基さん「江戸時代、熱海の温泉は大間欠泉でした」
熱海温泉ホテル旅館協同組合 専務理事 土屋基さん
── 熱海の温泉はどんなお湯なんですか?

熱海の温泉はしょっぱいのが特徴です。体がよく温まるので、冬に入るといつまでもポカポカします。しょっぱいと言っても海水ではないはずです。山の中からも温泉が出ますから。全国的に見てもかなりしょっぱい温泉だと思います。

とにかく熱海の温泉はしょっぱいので、石けんを使っても泡立ちません。だから旅館などのシャワーは普通のお湯が出るようになっています。もしそこも温泉だと髪がバリバリになってしまうでしょう(笑)。

── 湧き出す量はどれくらいなんですか?

熱海の湯量は毎分1万7000リットルと言われています。家庭の浴槽が約200リットルなので、たったの1分間で浴槽85杯分。ものすごい量ですよね。温泉が湧く井戸は500以上ありますが、実際に稼働させているのは280ヶ所です。市内の温泉はおおむね水を加えなければ人が入れない温度で湧いています。

温泉はひとつの井戸をひとつの旅館で使うケースはあまりありません。すごくお金がかかるので、湯量が確保できる温泉を数軒の旅館で使うのが一般的です。その集まりが温泉組合で、みんなでお金を出し合って1〜3本の井戸を掘って、温泉を分配しています。

また、旅館だけじゃなくて、一般家庭にも温泉は引かれています。最近増えているマンションにも温泉が引かれていることがありますね。実は一番多くの井戸を持っているのは熱海市で、この場合は民間の温泉組合とは違う市営温泉という扱いです。市営温泉を利用している旅館もあります。

── 旅館はいくつくらいあるのでしょう?

現在、私どもの組合に参加している旅館は62軒です。一時期、50軒ちょっとまで減った時期もあるのですが、ここ2〜3年で少しずつ増えてきています。もともと熱海は明治時代から外部資本で温泉場が拡張されてきた街で、3代続いている旅館も今では本当に少なくなりました。

一番古いのは古屋旅館で、江戸時代から熱海の名主だった人が造った旅館です。江戸時代は熱海の大湯が1日に6度も噴射する大間欠泉だったそうで、数十mも吹き上がったと伝わっています。しかし明治になって掘削技術が進化するとそこら中で温泉を掘るようになり、その影響で大正の終わり頃には噴射しなくなってしまったのが残念です。
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