ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

深海

2018.05.05

第265話 深海

ゲストコメント
ココリコ 田中直樹さん「不思議で魅力的な深海の生き物たち」
ココリコ 田中直樹さん
── 深海にはどんな生き物がいるんですか?

男の子ならみんな知ってるシーラカンスなんかが分かりやすいんじゃないでしょうか。シーラカンスは大昔に絶滅したと考えられていた魚ですが、1930年代に南アフリカ沖で見つかって大ニュースになりました。僕も子供の頃にその話を聞いて、深海生物に興味を持つようになったんです。

今が旬のホタルイカも深海生物です。普段は深海にいるんですが、この時期になると産卵のために浅いところへ上がってきます。甘エビ(ホッコクアカエビ)やタカアシガニも深海生物ですね。タカアシガニは世界最大のカニで、大きな個体だと足の長さが3mを超えたりします。

── え、ずいぶん美味しそうな名前が並びますが……

そうなんです! アカザエビなんて聞いたことありませんか? 川や池にいるテナガエビが大きくなったようなエビなんですが、アカザエビは深海の高級食材です。それからアンコウの仲間も深海性の生き物。アンコウはお鍋が有名ですよね。

アンコウと言えば、光ることで有名なのがチョウチンアンコウです。提灯を光らせて小魚をおびき寄せ、大きな口でガバッと捕らえます。フウセンウナギという生き物も、口をガバッと大きく開く様子がまるで風船が膨らむようだということから、そう名付けられている魚です。

── 深海って不思議な生き物がたくさんいるんですね

実はつい最近、チョウチンアンコウのメスにオスが同化して泳いでいる様子が撮影されて話題になりました。同化というのは相手の体の一部になってしまう現象です。

昔からビワアンコウのメスはよく見つかるのに、なぜかオスが見つからなかったんです。それでよくよく調べてみたら、メスの不自然なところに付いているヒレのようなモノが同化したオスでした。メスに較べて非常に小さなオスがメスに噛みつき、そこから血液を共有して同化していくと考えられています。

深海は生き物が少ないので、オスがメスを見つけたら、次にいつ出会えるか分かりません。それでチャンスを逃がさないよう噛みついて、ひとつになってしまうんじゃないでしょうか。そうやってずっとメスと一緒にいて、メスが産卵したら自分も放精する。そうやって子孫を残しているんだと思います。
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