ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

仮想通貨

2018.06.16

第271話 仮想通貨

ゲストコメント
(株)電縁 石原玲一さん「仮想通貨を実現したブロックチェーンとは」
ポッドキャストを聴く
(株)電縁 石原玲一さん
── ブロックチェーンってどんな技術なんですか?

たくさんのコンピュータがお互いにデータを持ち合って、相手が改ざんしていないことを確認し、互いに監視しあいながら、新しい情報を追加して管理する仕組みです。帳簿(台帳)に書かれている情報はみんな共通で持っていて、そこに新しい1ページを追加しようと思ったら、そのコピーをみんなに配る。みんなは配られたコピーを自分の持っているファイルに綴じて、みんなで同じファイルを持っている状態を保つ。これがブロックチェーンです。

みんなで同じ帳簿を持っているので、誰かがこっそり過去のページを書き換えようとしても、すぐに分かってしまいます。その帳簿にコインのやり取りに関する情報を収めることで、ビットコインは管理されています。

── 具体的にはどうやって管理するのでしょう?

ひとつひとつの取引の記録をトランザクションと呼びます。そのトランザクションが一定の数に達したら、それをひとつの塊にして台帳に書き込みます。この書き込みをマイニングと言います。取引の内容だけじゃなくて、それが正しいことのチェックや、コピーを配るところまで含めてマイニングです。

マイニングは自分のコンピュータの計算力を提供することで報酬がもらえるような仕組みにもなっています。ビットコインだと10分に1回、ブロックが作られるのですが、その報酬は現在12.5BTC。今のレートで1000万円くらいです。ただし、全世界で専用のコンピュータが何百万台も競争していて、その競争に勝たないと報酬はもらえないですが。

── 1000万円?! すごい金額ですね!

でも実は単純なスピード競争だけではなく、クジみたいな運の要素も組み込まれています。書き込むデータを確定した後に暗号化を行うのですが、暗号化したデータはランダムな英数字の羅列。その頭がたまたま0が十何桁並ぶようになるまで暗号化を繰り返す。それがクジの役割を果たしているんです。

もし単純なスピード競争にしてしまうと、一番たくさん速いコンピュータを集めた人が毎回マイニングを行うようになってしまい、「みんなが自分に1万円ずつ払う」なんて取引を勝手に確定させることも可能になります。そういうことができないように、次に誰がページを確定させるか分からなくさせるべく、運の要素が取り入れられているんです。
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