ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー , 旅・観光

ホタル

2018.06.23

第272話 ホタル

ゲストコメント
東京ゲンジボタル研究所 代表/日本ホタルの会 理事 古河義仁さん「ホタルもいろいろ、光り方も様々です」
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東京ゲンジボタル研究所 代表/日本ホタルの会 理事 古河義仁さん
── 子供の頃に川辺でホタルを見た記憶があります

川辺でしたらゲンジボタルですね。時期的には九州で5月の中頃から光り始めて、東京がちょうど今頃から7月の頭くらいまで、青森の方に行くと7月の下旬くらいまで光っています。桜前線の北上と似ているので、クルマで一緒に移動すれば2ヶ月くらいホタルのいる景色を愉しめます(笑)。

ホタルが光る理由はオスとメスの会話です。オスは光りながら飛んで「ここにいるよ」とアピールし、葉っぱの上のメスがそれを見て「私もここにいるよ」と光る。そうやってオスとメスが出会って繁殖しています。ですから光りながら飛んでいるのはほとんどオスです。

── ということは、ホタルは夜行性なんですか?

はい、昼間は葉っぱの裏で寝ています。この時期でしたら、光り出すのが夜7時半くらい。9時過ぎまで光って、その後にちょっと休憩時間があり、11時くらいからメスが光りながら飛んで、どこに卵を産もうか探し回ります。その頃、オスはもう寝ていますね。

ずいぶん活動時間が短く感じるかもしれませんが、発光するのにすごいエネルギーを使うからでしょう。しかも成虫のホタルはほぼ飲まず食わずです。ホタルは籠の中で大切に飼えば1〜2週間くらい生きますが、自然界だと平均3〜4日くらいだと思います。とても儚い生き物なんです。

── ホタルはどうやって光るんですか?

ホタルは発光器という器官を持っています。不思議なのが、光る時に熱が一切出ないこと。電球のように熱を出したりしません。これはホタルが発光器の中で化学反応を起こして光る時に、エネルギーをほぼ100%を光にしているからです。 

ホタルは卵から幼虫、さなぎ、成虫と姿を買えますが、実はすべての形態で光ります。特に卵は明滅せずにずっと光りっぱなしです。それから、成虫のホタルが光る間隔は同期します。日暮れに光り始めた時はバラバラでも、徐々に揃っていき、最後は完全に同じタイミングで明滅するんです。ちなみにその間隔は西日本だと3秒、東日本は4秒と言われています。

ヒメボタルは、幼虫時代を水の中で過ごすゲンジボタルやヘイケボタルと違い、一生を陸地で過ごすホタルです(実はその方が世界的には普通ですが)。パッパッと短い間隔で黄金色に光るのが特徴で、それが何百匹もいる光景は特に幻想的です。ヒメボタルは夜中の1〜2時くらいまで光っていることもあるので、機会があったらぜひ一度ご覧下さい。
Site : http://www.tokyo-hotaru.com/(東京にそだつホタル)
Site : https://www.nihonhotaru.com/(日本ホタルの会)
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