ピートのふしぎなガレージ

  • facebook
  • twitter
  • google+
エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : スポーツ

ベーブ・ルース

2018.06.30

第273話 ベーブ・ルース

ゲストコメント
野球解説者 黒木知宏さん「大谷翔平が本物だと思った瞬間は」
ポッドキャストを聴く
野球解説者 黒木知宏さん
── 大谷選手の第一印象はどんな感じでしたか?

僕が日ハムの投手コーチになった2013年に入団してきたのが大谷選手でした。その前から高校生の頃の映像などは見ていましたが、「本当に160km/hの球なんて投げられるんだろうか」というのが正直な気持ちでした。むしろバッティングは本当に凄いと思っていましたが。

でも2月1日にキャンプインして、バッティング投手を務める前の準備運動で彼が投げるボールを受けたんですが、彼がちょっと力を入れて投げたら、新調したばかりの硬いキャッチャーミットが5〜6球で柔らかくなってしまったんです。その時に「あ、この選手は本当に160km/hの球を投げるんだ」と思いました。

── プロは本気で投げなくてもその人の力が分かるんですね

投手の力は受けてみると一番よく分かります。「このピッチャー、すごく速いボールを投げるのになんで打たれるんだろう?」とか、逆に「スピードガン表示は遅いのになんて打たれないんだろう?」みたいなことを思うことがあるのですが、良い投手のボールはすごく捕りづらいんです。それはバッターも捉えにくいということですから。

捕りやすいか捕りにくいかの違いは、向かってくる時の距離感とか、投球フォームと投げたボールの力強さのギャップが理由です。それで受け手が「怖い」と思うと捕りづらくなります。大谷選手はギャップもあったし、それ以上のボールが来ていたので「これは本物だ」と思いました。

── 大谷選手にはどんな指導をしたんですか?

彼はものすごいボールを投げる一方で、投げ方がそんなに上手くなかったのも事実です。車にたとえれば、ものすごいエンジンを積んでいるけど、ハンドリングや足回りの精度が低いので、ちょっと暴走してしまうと大きな故障に繋がりかねないなと。そこで良い身体の使い方を探ったり、疲労が見えたらリカバリーの時間を空けたり、コンディショニングコーチなども一緒にみんなで知恵を絞りました。

二刀流に関しては、バッティングはずいぶん愉しそうに見える一方で、ピッチングは鬼に感じました。ああ見えてハートの熱い人間なので、交代を告げようとマウンドへ行くと、降りたがらない表情や仕草を見せるんです。でも打者は全然別物としてやっている雰囲気だったので、互いに調子に影響を及ぼすという印象はありませんでした。
  • mixiでシェアする

JFN37局ネット

FM愛媛、FM長崎は18時~、FM青森は19時~放送

AIR-G'(FM北海道)・FM青森・FM岩手・Date fm(FM仙台)・FM秋田・FM山形・ふくしまFM・TOKYO FM・FM栃木
FM-NIIGATA・FM長野・K-mix・FMとやま・FM石川・FM福井・@FM(FM AICHI)・FM GIFU・FM三重・FM滋賀
FM OSAKA・Kiss FM KOBE・FM山陰・FM岡山HIROSHIMA FM・FM山口・FM香川・FM愛媛・FM徳島 FM高知
FM FUKUOKA・FM佐賀FM長崎・FM熊本 FM大分・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄