ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : アウトドア

温泉

2013.10.19

第29話 温泉

ゲストコメント
国際医療福祉大学 教授 前田眞治さん「温泉の効能」
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国際医療福祉大学 教授 前田眞治さん
温泉にはいろんな成分が溶けこんでいるけど、その成分が少なめの場合は「単純温泉」に分類される。これは体に対する作用が柔らかいのが特徴で、ストレスを和らげるのに一番いい。箱根の海に近いところや、日光、伊豆の修善寺などが有名で、何日も逗留しても疲れないし、少なめでも成分はちゃんと入っているので温まるし体がほぐれる。お年を召した方、小さいお子さん、病弱な方にもおすすめできる。

「塩類泉」は蒸発させると塩になるような成分がたくさん入っている温泉。普通のお湯より熱を伝えやすいのですぐに体が温まるし、塩が皮膚に残るので体が冷めにくい。塩類泉も日本には多くて、たとえば熱海、熱川、箱根の中程などがそう。ちなみに温泉で「出る時に体を流さないで」と注意書きがあるのは、塩を洗い流してしまわいため。そうすることでいつまでもポカポカした感覚を愉しめる。

逆に、刺激が強くて洗い流さないと肌が荒れてしまう温泉もある。卵が腐ったような臭いでお馴染みの「硫黄泉」や、草津や東北の玉川温泉が有名な「酸性泉」がそう。酸性泉はphが1〜2くらいで、まるで塩酸。入るとピリピリとする。でもそういう刺激の強い温泉は皮膚を殺菌できるから、昔の人は怪我をするとそういう温泉に入った。ニキビのようなバイ菌が原因となる症状にも効く。

もう1つ、洗い流した方がいいのがアルカリ性の強い温泉。このタイプの温泉がヌルヌルした感触なのは、皮膚の表面が溶けるから。それで皮膚が荒れるので、出る時は洗い流す。ただ、弱アルカリの温泉もあって、こちらは肌がツルツルになる程度。「美人の湯」と言われる温泉は多くがこのタイプで、洗い流さなくても大丈夫。

こんな様々なタイプの温泉が揃っている場所が箱根。下の方の単純温泉で体を慣らし、ちょっと上がって弱アルカリ性の温泉で美人になって、もうちょっと上の塩類泉で凝りをほぐし、最後に地獄谷の硫黄泉で肌をキレイにする……なんて愉しみ方もできる。
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