ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : グルメ

練り物

2018.07.14

第275話 練り物

ゲストコメント
かまぼこジャーナリスト 土井雄弘さん「高タンパクで低カロリーな練り物の数々」
かまぼこジャーナリスト 土井雄弘さん
── 練り物の消費量はどんな推移でしょう?

残念ながら最近は減少傾向です。練り物の生産量のピークは昭和51年。その年に年間の生産量が100万トンを超えました。もともと練り物は嗜好品で、港に水揚げされた新鮮な魚そのまま流通させることができなかった時代に、職人が頭や骨や内臓を取って、すり潰して蒸したり焼いたり揚げたりして作ったのが練り物でした。だから高級品だったんです。

しかし機械化が進み、冷凍保存もできるようになって、練り物は大量生産されて値段が下がっていきます。そしてハレの場でしか食べられなかった練り物が日常的に食べられるようになって、グングン消費が伸びていったんです。そのピークが昭和51年頃でした。

── 新しい練り物などは開発されているのでしょうか?

練り物は1000年以上にわたって日本人に愛されてきた食べ物。健康に良いことはその歴史が証明しています。高タンパクで低カロリーな特性を活かして、最近は洋菓子風の練り物も増えています。たとえばチーズが練り物とよく合うので、チーズケーキを練り物で作ったり。知らずに食べたらまず気付きませんし、カロリーは半分以下です。

練り物でスイーツと聞くと驚かれるかもしれませんが、おせち料理の伊達巻だって卵黄と白身魚のすり身で作るので、もともと練り物のスイーツ。これを専門用語で卵黄ものと呼びます。最近は伊達巻に栗やチョコレートや白桃を入れた伊達巻もありますし、不思議なことはありません。

── これからの練り物はどうなっていくと思われますか?

海外ではカニカマが大人気です。大ざっぱに年間50万トンくらい消費されていると言われ、ヨーロッパのスーパーでは日本よりも広い売り場にカニカマが大量に並んでいます。最近のカニカマは進歩して、本物のカニと遜色ない製品もありますし、食べやすくて、しかも圧倒的に安い。食べない理由がないでしょう。

第2のカニカマとして私が自信を持っておすすめするのは、うなぎ風味のかまぼこです。(株)スギヨの「うな蒲ちゃん」や、一正蒲鉾(株)の「うな次郎」等が数年前から出ています。鰻丼でたっぷり食べるとさすがに最後の方は「かまぼこだな」と気付きますが、巻き寿司なら絶対に分からないレベル。カネテツデリカフーズ(株)の「ほぼうなぎ」や、ニッスイの「うなぎ風味蒲焼」等、各社で開発を競っているので、今後に期待です。
Profile : http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1510/treat06.html(農林水産省の記事)
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