ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

ドラム

2018.08.04

第278話 ドラム

ゲストコメント
ドラマー シシド・カフカさん「グルーヴィーに叩けたら一生食べていける?」
ドラマー シシド・カフカさん
── ドラムはいつ頃から始めたんですか?

ドラマーになろうと決めたのが10歳の時で、実際に叩き始めたのが14歳の時でした。小学生の時、ドラムという楽器もよく知らないまま「あそこに座りにいこう」と思ったんです。音楽番組を見ていて、1曲演奏する中でドラムの方だけが映らなかったので、「いいな、あれが私の立ち位置だな」と。

後々、ドラムという楽器について知ると、音楽の根源のリズムを紡ぎ出し、後ろからメンバーを見守っている。そんなところが「いいなぁ」と思い、ドラマーになろうと決めて今に至ります。たぶんあの時に感じたときめきを越えるものが他になかったのでしょう。だからずっとドラムを追いかけてきました。

── そして14歳で実際にドラムを始めた時はどうやって?

父親の仕事の都合でアルゼンチンに行ってたのですが、言葉が通じなくて友達ができなかったんです。それを見かねた両親が「ずっとやりたいと言っていたし」と電子ドラムをプレゼントしてくれました。2週間に一度、先生に教えてもらったんですが、言葉は分からなくても楽器を習うのにそれほど不都合はありませんでしたね。

アルゼンチンだったので最初に勉強したのはタンゴ。それからボサノヴァなどラテンの基本ビートをやって、最後がロックだった気がします。音楽のジャンルによってドラムもけっこう違うもので、リズムに訛りがあるんです。ロックなら「タカタカ」と叩くところをボサノヴァだと「タッカタッカ」と叩いたり、同じ譜面でも微妙に違います。

── ドラムはどういうところを練習するんですか?

ドラムは自分の中のリズムを表現する部分があるので、運動神経の良い人は向いています。私はそれが良くないので、気持ちの良いグルーヴを出すのが大きな壁でした。「グルーヴィーに8ビートを叩けたら一生食べられる」と言われるくらいグルーヴは大事なんです。最近はデジタル技術が発達して「10年後になくなる職業」にドラマーが挙げられたりしますが(苦笑)。

とはいえ人それぞれのグルーヴがライブの醍醐味なので、ドラマーという仕事はなくならないだろうと思います。バスドラムの位置をわずか2mmだけ調整する方もいますし、同じ打点でもどこに体重を掛けるかで前ノリと後ノリが違ってきたり。いろんな方のドラムを聴くと違いを感じられておもしろいと思いますよ。
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