ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

ドラム

2018.08.04

第278話 ドラム

ゲストコメント
「UNISON SQUARE GARDEN」ドラマー 鈴木貴雄さん「バンドにおけるドラムの役割は」
「UNISON SQUARE GARDEN」ドラマー 鈴木貴雄さん
── 曲って最初からドラムも決まってるんですか?

いろんなバンドを見てると、半々くらいですかね。ウチの場合は作曲者がベースの人間ですが、曲を作る段階でギターやビアノ、ドラムがどういう構成かはだいたい決めています。料理で言えばレシピはなんとなく決まっているけれども、味付けやちょっとした工夫はドラマーである僕の仕事、みたいな感じです。

特にウチの場合、曲を作るヤツが大味にすごく美味しいモノを持ってくるタイプなんです(と、僕は勝手に思っています)。核となる一番大事な部分はちゃんとあるので、そこに僕は小技を足していくイメージです。よく「手数が多い」と言われますが、隙間さえあれば「タララッ!」という音をどんどん入れていきたがる傾向があります。

── ライブやレコーディングなど環境によってドラムの叩き方って違いますか?

本当は叩き方も変えられた方が良いんだろうと思います。それより現実的にはチューニングを変えますね。あらゆる楽器はチューニングが必要で、それはドラムも変わりません。木の枠に皮を張って、その張り具合で音を調整します。キツく張れば音がどんどん高くなり、緩く張れば下がっていく。それを部屋の響きやマイクとスピーカーの種類に合わせて調整するんです。

その調整は「このメーカーだからこうしよう」ではありません。ライブ会場でマイクで録った音がスピーカーから出たのを聴いて、その音が良いか悪いかを判断するんです。そのセンスを身に付けるのがドラマーにとっては大事だと思います。チューニングでご飯を食べているドラム・テクニシャンという専門の職業もあるくらいですから。

── ドラマーがバンドを後ろから見ていて感じることってあるんでしょうか?

それは常に感じていますね。テンションが上がってきたら、僕も手数を増やしたり、立ち上がったり、ジャケットを頭から被って目隠し状態で演奏したり、分かりやすく上がっていることを表現します。自分がやりたくなっちゃうのもありますけど、お客さんが驚いてくれるのが嬉しくて(笑)。

現実的に言えば、ロックバンドの評価は9割が曲とボーカルだと思っています。でも本当に格好良いバンドは、ドラムが格好良くないと始まりません。曲の最初でドラマーが「1・2・3・4!」と合図をするのが腑抜けていたら、曲全体が腑抜けてしまいます。だからその曲がどういう曲かをイメージしながら、そのイメージを込めてスティックを打ち合わせています。
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