ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー , 旅・観光

お化け屋敷

2018.08.18

第280話 お化け屋敷

ゲストコメント
ホラープランナー 齊藤ゾンビさん「お化け屋敷でリアリティを感じさせる演出」
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ホラープランナー 齊藤ゾンビさん
── 齊藤さんのお化け屋敷はどんな演出を?

『台場怪奇学校』はちょっと変わったやり方を取り入れています。「SAITO∞REAL方式」と呼んでいるのですが、たとえば「耳元で囁かれたのに振り向いても誰も居ない」「足音が背後まで近づいてきたのに振り向いても誰も居ない」「目の前にお化けが出てきたのに一瞬にして消えてしまう」など、一般的に知られる典型的な心霊体験をお化け屋敷の演出として追求しているんです。

そのSAITO∞REAL方式は4つの要素から成り立っています。「暗闇」「生音」「変化」「使命」の4つを巧みに組み合わせることで、怖さの演出を盛り上げることができるんです。

── 4つの要素、具体的にはどんな感じですか?

「暗闇」は単純にお化け屋敷の中をすごく暗くします。暗闇の先は何も見えません。だからこそ恐いものがそこにいるんじゃないかと人は想像するんです。その想像力を上げるために暗闇を作ります。

「生音」はスピーカーを使わないようにすること。お化けの「助けてくれ…」というセリフも、スピーカーだと皆さんそれと気付いて、リアリティを感じられません。それに対してその場で発した生の声は、言葉として入ってくるので緊張感を与えます。さらに壁を叩く音や足音も、生音なら音だけじゃなくて振動も伝わるので臨場感が違います。

── あと2つの「変化」と「使命」については?

お客さんは老若男女それぞれで感じ方が違います。だからその人に合わせたタイミングでお化けを出す「変化」が重要です。たとえば通路を歩く時も、ずっと右側を見ている人もいれば、下だけを見ている人もいます。右を向いている人に進行方向からお化けが出てきてもあまり驚かないので、まず進行方向でちょっと音を鳴らしてそっちを向かせ、その瞬間にお化けを出す、みたいな工夫をします。

最後の「使命」はお客さんにミッションを与えて、ストーリーの主人公になった気分を味わってもらうことです。「このお化け屋敷は幽霊が出ます」では、お客さんとしては「あー、出てくるんだ」だけ。でも「このお札をある場所に収めて、その幽霊を供養してきて下さい」というミッションを作ることでお客さんは傍観者ではなくなって、その世界をより楽しめるようになります。
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