ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : スポーツ

テニス

2018.09.01

第282話 テニス

ゲストコメント
スポーツサーフェス株式会社顧問 羽鳥昇さん「全米オープンのコートはなぜ青い?」
スポーツサーフェス株式会社顧問 羽鳥昇さん
── テニスコートにはいくつか種類がありますが

全米と全豪で使われているのがハードコート。ハードと聞くと「硬い」というイメージを思い浮かべると思いますが、たしかに下はアスファルトコンクリートなので、道路と同じです。でもその上にアクリル樹脂を何層も塗って仕上げるので、道路と同じ硬さではありません。昔からあるクレーコートに較べれば硬いという意味でもハードと呼ぶのでしょう。

クレーコートは世界中にあります。日本はもちろん、アメリカ、ヨーロッパなど各地にあるので、その特徴も場所によって様々です。その中でも特に有名なのは全仏オープンのレッドクレーですね。見た目にも非常に鮮やかな赤色をしていますが、あれはレンガの赤色です。レンガを細かく砕いた土を敷き詰めていると考えて下さい。

天然芝はおそらく皆さんウィンブルドンでしか見たことがないでしょう。日本国内では天然芝のコートは九州に1ヶ所だけですから。佐賀県のあるクラブが頑張って天然芝のコートを維持されているのですが、気象条件に左右される天然芝のコートは維持するのが本当に大変なんです。世界的にも減る傾向にあります。

── コートの違いはプレーにどんな影響を与えるのでしょうか?

ハードコートは球足が速く、バウンドが高いと言われます。均一性がとても高く、イレギュラーなバウンドが少ないのも特徴です。クレーコートは球足が遅く、中程度のバウンドの高さ。そして強く踏むとそこが凹んだりして、イレギュラーが多くなります。天然芝は短く刈り込んであるので球足が非常に速いコートです。バウンドは低く、あまり上がらないので、サービスが強い選手に有利だと言われています。

選手はプレースタイルによってコートの得意不得意があって、たとえばラファエル・ナダルは全仏オープンを何連覇もしているくらいクレーコートを得意にしています。ただし世界のトップ選手たちはあらゆるコートに合わせたプレーをすることで成績を残しているので、それができて一流なのでしょう。

全米オープンの青いコートは『デコターフ』という商品名のハードコートです。実は色は自由に選べるので、昔は濃い緑色でした。それを判定のしやすさやテレビ映りを良くしようと、アメリカのテニス協会とメーカーが7年も掛けて研究して、今の色になったそうです。そして全米オープンがこの色を採用したら、わずか2年でアメリカ中のハードコートがこの色になったのだとか。それくらいテレビで観ていて映えますよね。
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