ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

アニメ

2018.09.22

第285話 アニメ

ゲストコメント
東映アニメーション(株) プロデューサー 野口光一さん「アニメは作画からCG、そしてVRの時代へ」
東映アニメーション(株) プロデューサー 野口光一さん
── 今、アニメってどうやって作るんですか?

昔のアニメはパラパラ漫画のように作っていましたが、今はコンピュータのお絵かきソフトで絵を何枚か描いて、それを動画にすることでアニメが作れます。さらにCGアニメだと絵を描く作業も必要なくて、コンピュータのソフトが絵を作ってくれます。

ただ、すべて自動かというと、意外とそうでもありません。たとえばボールを動かす場合、絵なら丸を描くわけです。それをCGでは、メニューから球体を作って、それをある場所からある場所へ動かすという指示を与えます。そうするとコンピュータがアニメにしてくれる、という仕組みです。

── 単なるボールじゃないキャラクターも動かせるんですか?

CGでキャラクターなどを作る作業をモデリングと言います。ウチの作品で言えば『ONE PIECE』のルフィや『ドラゴンボール』の悟空も、そうやって作っています。イメージとしてはコンピュータゲームで操作する3Dのキャラクターみたいな感じです。

モデリングには専門の人がいて、それを動かすアニメーターはまた別の人です。昔は原画マンと呼ばれるキーフレームを描く人がいて、それを元に動画マンが1枚1枚の絵を描いていました。それが今は、アニメーターがCGのキーフレームのポーズを決めて、それをコンピュータが動画にします。楽になったようで、結局「ジョジョ立ち」みたいな決めポーズを作るのは人間なので、昔も今もやっていることは変わらないとも言えるでしょう。

── CGになることでアニメの表現は変わったんでしょうか?

分かりやすいところで、カメラがすごく動くようになりました。作画アニメだと横の動きは簡単ですが、奥に行くようなカメラワークは絵がアップになるだけだったりします。それを3DのCGならちゃんと作れるんです。もっとも、初めてCGアニメを監督する人は「こんなことができるんだ!」と喜んで、カメラを動かしすぎて気持ち悪くなったりするんですが(笑)。

この前に出た『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の予告もカメラがグルグル回っていましたが、あれがCGならではの演出ですね。あれを作画で描くのは難しいでしょう。さらにその先ではVRアニメが出てくると言われています。そのうち『ソードアート・オンライン』や『レディ・プレイヤー1』の世界が実現するかもしれません。
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