ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : アウトドア

ハードキャンプ

2018.10.13

第288話 ハードキャンプ

ゲストコメント
アルピニスト 野口健さん「標高8000mや南極でキャンプをすると」
ポッドキャストを聴く
アルピニスト 野口健さん
── 野口さんのキャンプはハードそうですね

僕のキャンプはヒマラヤですからね(笑)。ヒマラヤに行くと、だいたい2ヶ月掛かります。これは距離の問題ではなく標高の問題です。ベースキャンプが5000mくらい。次の第1キャンプが5800m。第2の6400m、第3の7300m、第4の8000mと徐々に上がっていくのですが、途中で第1と第2の間などを何度も往復して、その高さの空気に慣れる必要があります。

こんなことをするのは、ずっと上にいると体が保たないからです。食欲も落ちるので、僕も8000m級の山に登ると体重が10kgくらい落ちます。ベースキャンプの5000mならそんなことはないので、山に登るなら6000mまでにしておきましょう。それくらいまでならそんなにダメージもありません。

── 水や食料を確保するのも大変そうです

標高が高くなると空気が乾燥してくるので、7000mを超えると1日に6リットルの水を飲む必要があります。しかも普段は寒い氷河が、日中に晴れると灼熱になるんです。氷河が日光を反射するので、メガソーラーの上を歩いているような感じ、と言えば伝わるでしょうか。サングラスもしないと目がやられてしまいますし、体が焦げるようです。

そして水分が不足すると血がドロドロになります。そうなると薄い空気が全身に回らなくなる。だから水を確保するために、氷河を砕いて水にします。何万年も掛けて凍った硬い氷河は、ピッケルでもなかなか砕けませんし、コンロで温めても簡単に溶けません。そして溶けた頃に疲れでウトウトしてこぼそうものなら、テントの中が凍りついて眠れなくなります。

── まさに極限のハードキャンプですね

トイレも大変です。テントの外は-30℃の猛吹雪だったりしますから。一度、南極の激しいブリザードの最中、どうしてもウンチがしたくなった時は大ピンチでした。震える指でテントのジッパーを開けたら、ものすごい風がテントに吹き込んできて、瞬間的に髪の毛が凍ったほどです。それでもなんとかテントを出て、風に飛ばされないようテントを掴んで用を足しました。

こんな極限のキャンプは別にして、一般的なキャンプで便利なのが「アウトランダーPHEV」のようなプラグインハイブリッドEV車です。去年から三菱自動車のアンバサダーとして乗っているのですが、なにせガソリン満タンなら一般家庭で使う電力量の1週間から最大約10日分を発電できます。スクリーンを持っていって映画を見たら気持ち良さそうですし、何より最近は携帯電話の電池が切れると皆さんパニックになります。そんな時にアウトランダーPHEVのようなクルマはひとつの選択肢だと感じています。
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