ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : スポーツ

嘉納治五郎

2018.11.03

第291話 嘉納治五郎

ゲストコメント
筑波大学体育系准教授/柔道日本女子代表監督 増地克之さん「女子柔道代表チームの意外な試みとは」
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筑波大学体育系准教授/柔道日本女子代表監督 増地克之さん
── 世界柔道ではメダルラッシュに沸きました!

女子は7階級に9名が出場して、全員がメダルを獲得してくれました。その内、5階級は金メダル。ちょっと出来すぎな部分もありますが、本当に選手たちが自分の力を本番で出し切ってくれたと思います。

私は2016年10月から女子の代表監督を務めています。リオ五輪が終わった後に前任の監督からバトンを引き継いだ形です。私が強化方針として掲げたのは「女性ならではの強みを伸ばす」こと。たとえば柔軟性もそのひとつで、柔軟性を活かした寝技で勝っていくことも重要だろうと考えました。

── 寝技を鍛えるためにどんな練習をしたんですか?

ブラジリアン柔術の中井先生を講師として招いて、寝技の指導をしていただいたりしました。ブラジリアン柔術は柔道と違う部分もありますが、もともと中井先生は北海道大学で柔道をやっていた方なので、我々が望む技術を指導していただけたんです。ずっと柔道をやってきた我々では気付かないことを教えていただくのは非常に刺激になりました。

さらに女子レスリングのナショナルチームと一緒にトレーニングをさせてもらったりもしました。現在は柔道ではタックルが禁止されているので、レスリングの技術が柔道に活かせるかどうかは分かりません。でもリオ五輪で金メダルを4つも獲得した女子レスリングの代表チーム。しかもそのほとんどが逆転勝ちだったので、逆境を乗り越える精神的な強さを学べればと。選手たちも吉田沙保里選手のお話などはすごく勉強になったと思います。

── 他の競技を学ぶ時は、何を基準に選ぶんですか?

試合をするたびに何かしらの課題が見つかるので、それを克服するのにどうしたら良いかを考えます。先日の世界柔道でも、外国の選手の方が握力があるので、日本の選手はなかなか組ませてもらえないし、組んでもすぐに切られてしまうという課題が見つかりました。しかし柔道は相手の柔道着を握らないと技が掛けられません。

そこで、その握力を鍛えるにあたって、2020年の東京五輪で正式種目に採用されたボルダリングをやってみようかなと考えています。ボルダリングはブラジリアン柔術やレスリングよりもさらに柔道からかけ離れた競技ですが、あの指先を引っかけて壁をよじ登る動きなどは、学べるところがあるんじゃないかと。そんな新しい挑戦をどんどん続けていきたいと思います。
Profile : http://www.taiiku.tsukuba.ac.jp/common-data/prof.php?ug&view=90(筑波大学 体育系)
Profile & Interview : http://www.judo-ch.jp/interview/masuchi/(柔道チャンネル)
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