ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : スポーツ

パルクール

2018.11.17

第293話 パルクール

ゲストコメント
映画コメンテーター 有村昆さん「アクション映画のど迫力なパルクールと言えば」
映画コメンテーター 有村昆さん
── 今や映画でおなじみのパルクールですが

パルクールを世界的に広めたのが2001年の『YAMAKASI』です。『レオン』のリュック・ベッソンの映画で、実在するパルクールのパフォーマンス集団「ヤマカシ」が、ビルからビルへと飛び移ったり、壁を蹴って走ったりするアクションを、ワイヤーなどを使わずに己の肉体だけで表現しています。

この映画の前は『マトリックス』が一番格好良いアクション映画で、ピストルの弾やアクションをスローモーションで映し、360度に配置したカメラでぐるりと回り込むような、編集とCGのアクションが全盛でした。そこに己の肉体だけでアクションを見せるパルクールの登場はセンセーショナルだったんです。映画の冒頭、ヤマカシのメンバーがビルの壁をよじ登るのですが、その映像は今見ても驚かされます。

── 他にパルクールが見せ場の映画はありますか?

2004年の『アルティメット』は、主演の1人がデイヴィッド・ベル。パルクールを広めたレイモンド・ベルの息子で、彼の動きはすごいのひと言です。ジャンプして手すりに足を引っかけて、ドアの上の小窓をスッと通り抜けてしまうようなアクションを、いとも簡単にやっています。ビルの上から配水管やアンテナを伝ってスルスルと降りたり、パルクールの迫力を存分に楽しめる映画です。

そして『YAMAKASI』と『アルティメット』によって映画とパルクールの相性が良いことにみんな気づき、様々な映画でパルクールが取り入れられます。2010年の『プリンス・オブ・ペルシャ』、2016年の『アサシン クリード』など、パルクール的なゲームを原作にしたアクション映画が典型ですね。

── メジャー作品ではどんな映画でパルクールが?

そんな流れの中で、2014年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』が決定打でした。マッチョ系のヒーローがパルクールをやるとは思わなかったのですが、主演のクリス・エヴァンスが鮮やかな身のこなしを披露して、「キャプテン・アメリカもパルクールをやるんだ!」と僕ら映画人を驚愕させたんです。

アベンジャーズやスターウォーズにパルクールが入るということは、もはやパルクールが単なるブームではないことの証でしょう。今年の『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でも、トム・クルーズがビルの間を跳び越えるシーンがありましたね。ただしトム・クルーズはその撮影で骨折しましたが。
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