ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

帽子

2018.12.01

第295話 帽子

ゲストコメント
流通経済大学 法学部 教授 馬場啓一さん「男性もTPOやイメージで帽子を選びましょう」
流通経済大学 法学部 教授 馬場啓一さん
── 男性の帽子にはどんなものがありますか?

一番オーセンティックでトラディショナルなお洒落な帽子といえばシルクハット。《Top Hat, White Tie & Tails》というフレッド・アステアの歌がありますが、トップハットというのはシルクハットのことです。それに白いタイと燕尾服というのが紳士の究極のお洒落の形であり、ダンディズムの発露だとされた時代があったんです。

戦前は男性がパーティーに行く時はそういう格好をしていました。チャップリンのトレードマークとしておなじみのボーラーハット(山高帽)もありますが、昔は「宮中晩餐会ではシルクハット」「街の高級レストランではボーラーハット」「夕涼みしながら花火を見るならカンカン帽」みたいな使い分けをしていたんです。

── TPOに応じていろんな帽子があるんですね

そういえば探検帽もありましたが、これはアフリカへ行く探検隊がかぶるようなイメージで、兜のような形をしています。さすがにこれを街でかぶると怪しすぎますが(笑)。

ベレー帽は芸術家のイメージですね。あれは「バスク・ベレー」と言って、フランスとスペインの国境のバスク地方がルーツです。日本人はやけにしっかりかぶるので頭にお饅頭を載せたような印象でしたが、軽く載せる程度にかぶるのが本来の形。イギリスやフランスの軍隊も制帽にしていましたし、ディーン・マーティンがフランスの歌を集めたアルバム『French Style』のジャケットでかぶっています。

── なるほど、帽子でイメージが決まるという部分もありそうです

映画『ロシュフォールの恋人たち』ではジャック・ペランがフランスの水兵を演じていますが、ベレー帽の変形のお饅頭のような形をした帽子をかぶっています。同じ水兵でもアメリカだと舟形の帽子ですし、同じアメリカでも日本に来た進駐軍は舟形でもペチャンコになる帽子でした。そんな風に帽子もいろいろあります。

統計的に、日本人は昔と較べて背が高くなり、顔が小さくなっています。そしてそれは、帽子をかぶる良い条件が整ってきたとも言えます。男女問わず、今の日本人にはきっと帽子が似合うはずです。
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