ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : アウトドア , スポーツ , 旅・観光

折りたたみ自転車

2019.05.25

第320話 折りたたみ自転車

ゲストコメント
テクノロジーライター 大谷和利さん「アイデアと工夫の詰まった折りたたみ自転車」
ポッドキャストを聴く
テクノロジーライター 大谷和利さん
── 大谷さんは折りたたみ自転車のコレクターと伺いましたが

今、なんだかんだで20台は超えていると思います。日本のものもありますし、海外のものもありますが、集めているのは古いものばかりですね。最新の折りたたみ自転車も注目を集めていますが、おもしろいアイデアやカラクリは昔のものの方が多かったりしますから。

一般的な折りたたみ自転車は、フレームの真ん中を横に折ってたたみます。でも、いきなりサドルが後ろに倒れて、棒状にたたむ自転車もあったりするんです。他にもフレームがZに折れて車輪と車輪がマグネットでくっつく自転車とか、厳密には折りたたみではありませんが分割式になっている自転車とか、こんな様々な折りたたみ自転車が昔はいくつもありました。

── 大谷さんのお気に入りをぜひ紹介して下さい

折りたたみ自転車の定番「ブロンプトン」の原型になったと言われるのが「ビッカートン」です。これは航空機のエンジニアが作った折りたたみ自転車で、当時はまだ溶接では強度を確保できなかったアルミを使っているので、全部ボルトで組まれています。それでも折りたたむと60cmくらいのバッグに収まる自転車で、重さは10kgちょっとしかありません。

ところがこのビッカートン、折りたたむ工程がまるで知恵の輪のように複雑で、僕も中古を手に入れた時に取説がなかったため、どうやって折りたたむのか分からず、ずいぶん悩みました。それでも耐久性も高くて、販売されていた1970年代にコレにのってアメリカを横断した女性がいたくらいです。

── 特に変わった折りたたみ自転車はありますか?

「007」シリーズに登場しそうなのが、トランク型に折りたためる自転車「スクート」です。プラスチック製のボディが真四角のトランクのような形をしていて、ハンドルやタイヤをたたむとその中にすべて入ってしまいます。ギアがないのでそんなにスピードは出ませんが、よくあるギアのない自転車としては普通に走れます。

このスクートはとてもユニークな折りたたみ自転車だったのですが、特殊すぎたのか、16〜17万円という価格が厳しかったのか、ビジネスとしてはうまく行かなくて2年くらいで会社が潰れてしまいました。あと、スクートに乗って走っていると、まるでスーツケースに跨がって走っているように見えるのも微妙だったのかもしれません。
Profile : http://ice.lib-arts.hc.keio.ac.jp/speakers/otani-kazutoshi/(慶應義塾大学 教養研究センター)
Works : https://www.amazon.co.jp/l/B004L3KGLU(Amazon)
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