ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー , 旅・観光

アジサイ

2019.06.08

第322話 アジサイ

ゲストコメント
確実園園芸場 オーナー 川原田邦彦さん「アジサイの花の色が決まる意外な理由とは」
ポッドキャストを聴く
確実園園芸場 オーナー 川原田邦彦さん
── アジサイってどんな植物なんですか?

植物学上ではアジサイ科アジサイ属で、葉っぱよりも花がキレイな灌木です。日本が原産で、学名は「ハイドランジア・マクロフィラ」。これは「水の器」という意味ですね。現在、日本には15種類くらいのアジサイがあって、代表的なのが日本特産のガクアジサイです。

アジサイの花の真ん中の小さな花が手まりのように集まっている部分を両性花と言って、ここにおしべとめしべがあります。一方、花弁に見える周囲の花は中性花(装飾花)。同じアジサイでも、両方がある額咲きと、両性花がすべて花弁化した手まり咲きがあります。

── アジサイの花の色は品種によって違うんですか?

実はアジサイは土のpHによって花の色が変わるんです。酸性だと青くなり、中性だと赤やピンクになります。白い花の品種はpHが変わっても白のまま変わりません。日本の土壌は酸性なので青が多いんですが、植えてみないと分からないし、植え替えたら違う色になることもあります。

種類によっては花が手まり状ではなく円錐状になるアジサイもあります。海外ではピラミッド・アジサイなんて呼ばれていますね。有名なところではカシワバアジサイという品種がそうです。品種によってはそのピラミッドが30cmくらいまで育つこともあって、すごくキレイですよ。

── 園芸種としてはアジサイは何種類くらいあるんでしょう?

日本では1000〜2000種の間ですね。簡単で誰でも育てられるので、すごく人気です。世界だと4000〜5000種くらいあるでしょう。アメリカでもすごい人気で、年間に2億鉢も出るほど。おそらく鉢植えの木としては、バラを押さえて世界でもっとも生産されているのがアジサイだと思います。

それに日本では15年くらい前から母の日のプレゼントがカーネーションからアジサイに変わりました。生産者も5月中旬の母の日に向けて早めに出荷するので、本当のアジサイの季節の6月になると園芸店にあまり並ばなくなっています。

── アジサイの季節にアジサイがないのは残念です

でも日本各地の山へ行けば、自生しているアジサイを楽しめますよ。地域によって花の色も違って、白、青、紫、赤、色々です。有名な鎌倉の明月院はヒメアジサイが植えられていて、一番アジサイらしいアジサイだと思います。

園芸ではダンスパーティーという品種が人気です。必ずピンクに咲くモモイロサワ、ピンク系では一番キレイなアナベルも人気があります。中には強剪定すると50日くらいでもう一度花が咲くものもあって、6月末に切れば8月の中頃にまた咲いて、それを9月に切れば11月にもう一度咲く。そんな楽しみ方もあります。
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