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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

イヤホン

2020.02.08

第357話 イヤホン

ゲストコメント
ソニー(株) 桑原英二さん「最新のワイヤレスイヤホンが搭載する機能」
ソニー(株) 桑原英二さん
── 最新のイヤホンにはどんな機能が?

ソニーの《WF-1000XM3》は流行りの左右独立型のワイヤレスイヤホンで、業界最高峰のノイズキャンセリング機能を搭載しています。ノイズキャンセリングというのは周囲の騒音を消して、静かな環境であるかのような状態で音楽を聴けるようにする機能で、一度使うとけっこう手放せなくなります。

ノイズキャンセリングは原理的に、音の正体である「音波」に対して、位相が逆の音波を重ねることで、お互いに打ち消し合わせる技術です。まずイヤホンに搭載されたマイクが周囲の雑音の波を集音します。そして内部のプロセッサーで処理をして、逆位相の音をノイズに当てる。そうするとノイズが綺麗に消えます。

── ワイヤレスイヤホンを開発する上での工夫と言えば?

音質との両立です。ワイヤレスイヤホンはダイレクトにつながっていない分、有線のイヤホンに較べて音質が悪いというイメージを持たれる方がいらっしゃいます。でも近年、それは非常に改善されて、有線接続のイヤホンと変わらないくらいの高音質を実現しています。

そこにノイズキャンセリング機能が加われば、静かな環境で音楽を聴くことができるんです。飛行機の中、電車の中、バスの中などで、すごく効果を発揮します。さらに現在はアンビエントサウンドモードと言って、ノイズキャンセリングとは逆に外の音を中に入れて、イヤホンを着けていないような感覚に近づける機能もあります。

── アンビエントサウンドモードは何のためにあるんですか?

外を歩いている時などは、ノイズキャンセリングをしてしまうと周囲の音が聞こえず、危険な場合も考えられます。そこで外の音を積極的に取り込むモードにすることで、より安全性を高められる機能です。最近はオフィスでイヤホンを使う方も増えていますが、アンビエントサウンドモードなら上司からの呼びかけにもすぐに答えられるでしょう。

実はノイズキャンセリング機能は低い音の方がしっかり消えて、高い音はやや残ることもあります。だから人の声なら聞こえる可能性もあると思います。でも実際にノイズキャンセリングを使ってみると、クラシック音楽で弦楽器が消えた後のリバーブ感までしっかり聞こえてくるので、初めての方はきっと驚かれると思います。
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