ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : 旅・観光

鎌倉にいこう!

2014.03.29

第52話 鎌倉にいこう!

ゲストコメント
慶應義塾大学 文学部 教授 佐藤道生さん「古都・鎌倉を歩こう!」
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慶應義塾大学 文学部 教授 佐藤道生さん
鎌倉駅で電車を降りると「武家の古都」なんてキャッチフレーズが目に付きます。おそらく鎌倉時代のことを想定しているのでしょう。ただ、同じ古都でも京都や奈良はけっこう広くて、隅から隅まで歩くのはちょっと無理です。それが鎌倉なら1〜2時間で歩けてしまいます。そのわりに旧跡、神社仏閣はたくさんあるので、ルートを考えて歩くとすごく愉しい街です。

自治体が設定したハイキングコースもいくつかあります。そのコースなら標識があるので迷うこともないし、コースもちゃんと考えられています。たとえば「祇園山ハイキングコース」は、鎌倉駅を出たら、鎌倉幕府滅亡の時に北条高時が自害したことで知られる東勝寺跡を通って、海の近くの八雲神社まで、だいたい1時間くらい。途中の見晴台からは海や富士山も見えて気持ちいいコースです。

北鎌倉駅から鎌倉駅に向かうルートもいくつかあります。長寿寺の先から右に入ると急な下り坂。これが有名な「亀ヶ谷の切通し」で、そこを抜けて先に進めば、海蔵寺や化粧坂といった名所旧跡を通りつつ鎌倉駅の方に出られます。

何年か前に京都で古本屋に入ったら、鎌倉時代に書かれた写本の一部を見つけました。そこには「弘安四つ年、八月の十六夜のほど、東(あずま)の亀ヶ谷の草の枕に仄かなる灯火の下にて、たどたどしき筆の跡を留め候らいぬ」と書いてあったのですが、おそらく旅行記か何かの切れ端で、京都から鎌倉に来て亀ヶ谷のあたりに泊まった人が書いたのだと思います。そんな時代に思いを馳せながら亀ヶ谷の切通しを歩くのは愉しいですよ。

鎌倉幕府が滅亡した後、鎌倉には関東管領がおかれましたし、禅宗の寺院が中心となって、文化的な拠点であり続けました。でも残念ながら戦国時代に焼け野原になってしまったので、鎌倉時代の建築物はほとんど残っていません。考古学的な調査によって「ここには昔こういうモノがあった」ということは分かってきていますが。
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