ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : スポーツ

ディンギー

2014.05.03

第57話 ディンギー

ゲストコメント
「OKUMURA BOATS」代表取締役 奥村雅晴さん「オクムラのディンギーで金メダルを!」
「OKUMURA BOATS」代表取締役 奥村雅晴さん
日本で使われているディンギーの60〜70%は「OKUMURA BOATS」で生産している。会社のある場所は姫路の塩田の跡地。FRPで船をつくる場合、なるべく雨の少ない(湿度が低い)ところでつくった方が良い。瀬戸内海性気候の姫路は東京と較べて年間降水量が半分くらいで、その姫路の中でも塩田のある場所は特に降水量が少ない。そういう場所だから船をつくるのに適している。

ディンギーにもいろんな種類がある。470級、スナイプ級、FJ級、420級、SS級……などなど、本当にいろいろ。そういった各種のディンギーを、我が社ではすべてここ姫路の工場でつくっている。まず型をつくり、そこに塗料(表面の保護材)をぬり、さらにその上にガラス繊維を貼り付け、ポリエステル樹脂で固める。

つくったディンギーが使われるのは主に高校や大学のヨット部。北は北海道から南は沖縄まで、姫路からトラックやトレーラーで納品している。五輪で使うようなディンギーもつくっているので、今の夢は2020年の東京五輪で日本人がつくった船で日本人が金メダルをとること。

学生が使うディンギーと五輪で使うディンギーはそこまで違うわけじゃない。ただ、学生は平等に競技ができるよう規則が定められていて、その範囲内でつくるので価格もだいたい決まっている。ちなみに1艇100万円くらい。これが五輪選手が使うものになると200万円を越える。

現代のディンギーは、船体の強度的には太平洋を横断してアメリカまで行けてしまう。ただし食料を積むスペースがないので、人間が1ヶ月飲まず食わず、不眠不休でセーリングできれば……の話(笑)。

ディンギーは構造的に風を横から受けると風よりも速く走れるのがおもしろい。最高で時速30kmくらい出る。これは体感的にはプールのウォータースライダーみたいなスピード感。新しい素材も出てくるし、船体のデザインも新しいモノを考えているので、ディンギーはまだまだ進化する。
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