ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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路面電車

2014.05.17

第59話 路面電車

ゲストコメント
元・早稲田大学鉄道研究会 会長 林博史さん「都電荒川線の車窓から」
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元・早稲田大学鉄道研究会 会長 林博史さん
都電はかつて1番系統から41番系統まで最大41の路線があった。その内の27番と32番が残り、その2つを合併させたのが今の都電荒川線。昭和47年、都電はほぼすべてが廃止になり、最後に残った荒川線もあと2年で廃止の予定だった。でも専用軌道が多かったことに加え、地元のファンが多かったことから残され、現在に至っている。

荒川線に乗って早稲田から三ノ輪橋へと向かうと、まずは鬼子母神を通る。ここは昔ながらの東京の神社の空気が残っていて、大きな駄菓子屋さんもある場所。その先はすぐに東池袋で「サンシャイン60」の真下。そんな高層ビル群を抜けたら庚申塚で、ここで降りて巣鴨駅方向へ歩けば、お婆ちゃんの原宿といわれる巣鴨地蔵通り。庚申塚を過ぎると飛鳥山という桜の名所があり、春は荒川線から見事な桜が見える。

飛鳥山から王子の間はものすごい下り坂になっている。専門用語で言えば「67パーミル」の坂で、1kmの距離に換算すると67mの高低差があるという急勾配。これは碓氷峠にあったJRの最大勾配とまったく同じ値で、碓氷峠では機関車2台で押して上っていた。都電は車両が軽いし1両だけなので大丈夫。昔は雪や雨で上がれなくなることもあったらしいけど、現在は車輪の前に滑り止めの砂をまくような仕組みになっている。

王子を過ぎると荒川車庫前。ここは都電唯一の車庫で、早稲田から荒川車庫前までが旧32番系統だった。だから今でもここが終点になっていることが多い。そのまま27番系統に入ると荒川遊園地前。ここは23区唯一の区営遊園地で、平日は小学生の入園が無料なので近所の子どもたちの憩いの場になっている。

普通の電車に乗っていると、線路の敷地の外までそれなりの距離がある。でも路面電車は窓の外がすぐに家やお店で、真横を人が歩いていたり、その距離感がおもしろい。駅によってはプラットフォームからそのままお店や家に入れたり。1両しかないので音もそれほど気にならないのでは。
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