ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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路面電車

2014.05.17

第59話 路面電車

ゲストコメント
写真家 三浦一幹さん「世界で見直される路面電車」
写真家 三浦一幹さん
今までに20カ国ちょっとを訪れて、路面電車の写真を撮ったり、実際に乗ったりしてきた。ドイツ、スイス、オーストリアなどは路面電車が多く、各都市に走っているイメージ。街の中心に玄関口となる駅があって、そこから観光地に向かう道や主要道路を路面電車が走っている。

ヨーロッパは石畳の道路が多く、路面電車の軌道もその石畳の道路に埋まっている。線路を敷設するにあたっては、一度石畳をはがして、レールを埋め込み、また石畳を元に戻す。すごく手間がかかるけど、本来は車道だからレールを出っ張らせるわけにはいかない。

ウィーンを走っているのは観光客向けのトラム(路面電車)。街の見どころを周遊しているので、観光で訪れたらトラムに乗って、見たい場所で降り、また次の場所へ移動する時もトラムに乗ればいい。乗車券も1日フリー券みたいな形なので毎回切符を買う手間がない。

ヨーロッパでは乗務員が運賃の授受をしない。停留所の自動券売機を利用するか、観光案内所で事前に切符を買っておく必要がある。その券を持って路面電車に乗り、車内の刻印機を使って自分で消印を押す。これは「信用乗車」と呼ばれる方式で、バスや地下鉄でも採用されているくらいマナーが確立している。たまには無賃乗車をする人もいるかもしれないけど、抜き打ちの検札も行われていて、無賃乗車がばれるとかなり高額な罰金を取られるので、そんなに多くないのでは。

ドイツには「トランジェットモール」と呼ばれる場所もある。これは歩行者天国みたいな感じで、環境に優しい路面電車と歩行者だけの通り。そこでショッピングをしたり通学に利用したり、という形の交通が発達している。

日本で次世代型路面電車と呼ばれる「LRT」もヨーロッパには多い。ステップがほとんどないような低床式の車両で、3〜5両くらいと路面電車としてはやや長め。音も静かで省エネということが評価され、一度廃止になった街で路面電車が復活しているところがすごく多い。
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