ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

食玩

2014.05.31

第61話 食玩

ゲストコメント
ブリキのおもちゃ博物館 館長 北原照久さん「食玩の歴史を振り返る」
ブリキのおもちゃ博物館 館長 北原照久さん
食玩はグリコがお菓子にカードを付けたのが最初だった。その後、カバヤ食品がキャラメルに点数カードを入れ、点数を集めると「カバヤ文庫」という本をプレゼントした。カバヤ文庫はちょうど僕が子供の頃だったので、すごく思い出深い。

さらに1960年代になると、東京五輪が行われテレビも普及。『鉄腕アトム』『鉄人28号』『狼少年ケン』『8マン』などが子供たちの間で人気を博した。そこに目を付けたのが明治製菓。「マーブルチョコレート」に鉄腕アトムのシールを付け、各社がそれに追随したことからシールが大ブームになる。

1970年代にはカルビーが「仮面ライダーカード」を出して大ヒット。このカードは1番から546番までという種類の多さで子供たちを夢中にさせた。ただ、子供たちがカードのために商品を買ってお菓子を捨ててしまうという現象が問題視されたりもした。

人間というのは不思議なもので、つい集めてしまう生き物。最初はそれほど興味がなくても、ある程度集まってくると、どんどん欲しくなる。コレクションは人間しかやらない文化的な営みだと言う人もいるくらい。他の動物は生きるのに必要ないモノを集めたりはしないけど、人間はなぜか集めたくなってしまう。

80年代になるとロッテの「ビックリマンシール」が大ブームに。さらに90年代に入ると、従来のカードやシールとは一線を画す、ペプシコーラの「スターウォーズ・ボトルキャップ」が登場する。これは大人が集めたくなるほどの出来の良さで、「大人買い」なんて言葉も生まれた。そうやって00年代以降は大食玩ブームになった。

食玩はもともと子供向けのモノが多いので、いい状態で残っているモノは非常に少ない。たとえば「仮面ライダーカード」のラッキーカードには今は100万円弱という値段が付いている。そんな値段のことはさておき、食玩は時代の雰囲気を映しているので、ぜひ大切にしてほしい。
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